かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

鳥羽→伊良湖


海の博物館

伊良湖岬灯台

  • 6:00頃、起床。身支度をして、3Fの食堂に朝食を食らいに行く。インターハイの高校生(テニス部とソフトボール部)がいて、混んでいる。まあまあの朝食バイキング。中年の夫婦と相席。オレより年下かも、とか思いながら、二人の会話を聞くともなしに聞くなど。話している内容はともかく、間とか、相槌とか、リズム感が何かとてもおもしろかった。メシ食らって、一度、部屋に戻り、7:10過ぎにチェックアウト。
  • 五十鈴ヶ丘7:29→7:44鳥羽。2両編成のワンマンカー。夏休み中ということもあってか、空いていた。バスまで、少し時間があるので、駅周辺をちょっと探検してから鳥羽バスセンターに移動。②乗り場から鳥羽バスセンター8:12発のかもめバス(鳥羽市コミュニティバス。中型バスで運行)石鏡港行きに乗車。8:42に海の博物館東バス停に到着。500円。乗客は通勤客が若干だが、市民の森バス停あたりまででみんな下車。海の博物館東は、パールライン(賢島方面に至る観光道路)の展望台にあり、ここから海の博物館までは10分弱ほど歩く。乗車のバスは、海の博物館バス停に停車しないので、ここで下車。10分弱歩いて、海の博物館に到着。道は下りで、案内板が随所に出ているので、迷うことはない。(なお、鳥羽から海の博物館に至るまで、随所に牡蠣食べ放題の看板あり、目に毒笑)


ホテルの隣の建物。

五十鈴ヶ丘駅。

御木本幸吉の銅像といえば、ミキモト真珠島にある山高帽に杖の像が有名だが(北村西望の作ね)、駅前にも《御木本幸吉翁》像があった。銘板によると、こちらは、人工真珠発明100周年を記念して、建立されたものとか。作者は誰?


バス停のある展望台。曇っているのが、ちょっと残念。

  • 海の博物館(運営:財団法人東海水産科学協会) 9:00を待って、入館。700円。HPの割引き券、スマホ画面表示でも割引きOKだった。最初の海女についてのビデオを観覧し、その後、館内を回る。


海の博物館。入口付近。右が受付のある展示A棟。中央に見えるのが展示B棟。左はカフェあらみ。2棟の展示棟、3棟の収蔵庫の他に、体験学習館、ギャラリー、研究棟、レストラン棟(カフェあらみ)などがある。設計は、大西廣建築設計事務所。収蔵庫は1989年、展示棟は1992年、体験学習館は1993年にそれぞれ竣工。wikiの「海の博物館(鳥羽市)」によると、「移転前に塩害に苦しんだ経験から、外装材には極力金属を用いず、全ての建物の屋根が日本瓦葺きとなっている。このため、周辺地域の漁村風景に溶け込んだ意匠となっている。バブル経済時代の設計にもかかわらず、低コストで建築できた点も注目を集めた。」とのこと。

展示B棟。B棟からは大吉(おおきつ)湾に出られ、櫓漕ぎの体験学習などが行われている。

「最後のマキハダ船」が展示されていた。

大吉湾。


収蔵庫の前に《海のまもり えびす像》があった。



収蔵庫は、昭和60年(1985)に国の重要有形民俗文化財に指定された「伊勢湾・志摩半島熊野灘の漁撈用具」6879点を保存するために建てられた。「船の収蔵庫」(中央)、「網と布の収蔵庫」(右)、「漁具の収蔵庫」(左)がある。このうち、「船の収蔵庫」が公開されている。約80艘の木造船の他、櫓や櫂、マストなども併せて保管されている。

収蔵庫のエントランス。靴を脱いで、上がる。床に敷かれた絨毯の上を進む。
















船の収蔵庫の内部。


ヤマモモの中庭(展示A棟と収蔵庫の間にある)。

ギャラリーと研究棟(平屋)。これは博物館の敷地の外から撮影。

海の博物館バス停はすぐ近くに。帰路はここからバスに乗れた。

  • 海の博物館のレストラン、カフェあらみにも寄りたいところだったが、結局見学がバスの時間ぎりぎりになってしまい、残念ながら立ち寄れなかった。気になるメニューもあったのだが、またの機会に、ということで。
  • 海の博物館10:52発のかもめバスに乗車。行きとルートが若干ことなる。途中、ハローというショッピングモールに寄ると、ここでばあちゃんがたくさん乗ってきた。車中、実にかしましい笑 帰りは、中之郷桟橋バス停で下車。400円。伊勢湾フェリーの乗り場には、鳥羽水族館バス停の方が若干近いが、このバスは停車しないので、ここで下車。といっても、たいした距離ではないが。伊勢湾フェリーのりばに行き、2Fのきっぷ売り場で、鳥羽ー豊橋割引ききっぷを購入。2060円。これは、片道の伊勢湾フェリーのチケットと、伊良湖岬豊橋のバス、または、伊良湖岬三河田原駅までのバス+三河田原→新豊橋までの豊鉄のきっぷをセットしたもの。チケットを購入すると、すぐに乗船が始まる。船は、Bダイヤとのことで、11:50出港。約55分かけて、伊良湖港まで行く。フェリーは割と大型で、夏休みのためか、マイカーに乗った家族連れが目だった。


鳥羽港のフェリー乗り場。

ミキモト真珠島


三島由紀夫潮騒』の舞台となった神島。

伊良湖岬が見えてきた。

到着。

  • 12:45頃、伊良湖港に到着。バス乗り場をチェックして、伊良湖岬灯台をめざす。伊良湖岬はサーファーのメッカになっていて、近くの浜では、たくさんのサーファーが出ていた。たしかに、いい感じの波だ。さて、灯台は、バス乗り場からは600メートルほど。このあたりは、海縁に遊歩道が整備されている。新旧の歌人らによる歌碑の類がそここのに置かれていた。灯台までは10分強。風が強く、帽子が飛ばされそうだが、天気は晴れてきて、日差しが強い。そのせいもあってか、他に歩いている人もいない。灯台周辺にしばらくいた後、引き返す。遊歩道は恋路が浜まで続いており、岬のあたりをぐるっと1周できたようだが、バスの時間が迫ってきたこともあり、今回は引き返した。帰宅後チェックしたら、そのまま、ぐるっとまわってもそれほどにはならなかったようだ。ちょっと失敗。




  • 伊良湖岬13:33発の豊鉄バスに乗車。途中、三河田原駅で下車して、少し観光してもよかったが、まあ、今回は割愛。そのまま、バスで豊橋駅まで行くことにした。が、バス、直行するわけではなく、あちこち寄って行く路線バスなので、けっこう時間がかかる。豊橋まで2時間近くかかる。これなら、田原駅で下車して、電車に乗ってもよかった。
  • 豊橋駅で、昼夜を兼ねた夕食を適当に食らい、少し予定よりも早いが、帰路に就く。豊橋16:23→16:58浜松17:20→19:52熱海20:03快速アクティー→21:44東京と遅れもなく到着。23:00前には無事に家に帰り着いた。


豊橋駅前に、なかなか強烈なやつがいた。タイトルは《育愛》。オレ的に、大ヒット笑 なにも裸体像でなくても、いいじゃないか笑



こうして、見ると、哀愁も…

  • ちょっと後半、ばててしまったが、天気も崩れることなく、まあ、無事に目的は果たせたのであった。よしよし。