芦屋→三ノ宮
メリケンパークにて。
- 7:00起床。身支度をして、チェックアウト。少し距離があるが、阪神の野田駅まで歩く。天気はいいが、とにかく寒い。20分弱。野田駅近くで朝食を食べ（納豆定食、370円）、阪神で野田→芦屋と移動。25分弱。270円。ここで、阪急バスで、阪神芦屋→潮芦屋中央まで移動。10分強。220円。時間に余裕があるので、バス停近くの7で、コーヒーなど。さすが海の近く、風が強い。
中之島の先っちょ（最西端）。
- ここで、《注文の多い楽農店》を見学。といっても、冬眠中か、特にこれといったこともなく… 見学後、芦屋市立美術博物館までゆっくりと歩く。陸寄りになるにつれ、多少風が収まる。
《注文の多い楽農店》
川辺で立っていたら、海鳥が集まってきた。
米田知子の作品で観たことあるような風景が続く。
- 芦屋市立美術博物館「小杉武久 音楽のピクニック」 小杉武久の膨大な資料アーカイブと綿密な資料調査に基づく回顧展。記録写真、チラシ、ポスター、プログラムといった資料に加え、サウンド・インスタレーション、音響作品を配した展覧会。アーカイブ展かくあるべし、というような展示で、すばらしい。小杉武久の活動については、これまでなんとなく知っていたつもりだが、本展ですっきりと見えたように思う。個人的には、タージ・マハル旅行団の資料がおもしろかった。旅行団については、あまり知らなかったのだが、ロックフェスとかにも意欲的に（でいいのかな？）出演するなど、同時代のポップカルチャーの中で、孤立化するのではなく、並置的に存在するおもしろさ、みたいなものを感じた。終盤に、Sonic Youthあたりとの協働（「GOODBYE 20TH CENTURY」ね）も押さえていたし、エキサイティングな展示だった。図録あり。他に、同時開催の博物館部門の「昔のくらし」展も併せて観覧。
- ここからは銅像放浪笑 まずは北野坂を上がり、北野町広場へ。ここに、黒川晃彦の作品が数点設置されているのだが…いや〜、今日は日曜日だった。平日でも人が多い場所らしいが、観光客をはじめ、人がとても多い。しかも、広場では大道芸をやっており、到着したときは、ちょうど上演中。シルクのアクロバット。これまた人が蝟集。なので、彫刻どころではなかった。失敗。まあ、2基ほどは、近くで観ることができたので、いいとしよう。あとは、次回の宿題。
黒川晃彦《オールドファッション．ブルース》（1994） 帽子がポイントね。
黒川晃彦《コルネット吹きの休日》（1993）
- 来た道を戻り、センタープラザの地下で、昼メシ。いつもの天ぷら屋は長蛇の列だったので、あきらめ、同じフロアの別の店で、メンチカツ・ヒレカツ・ミートボールカツの盛り合わせの定食（揚げ物ばかりだな笑）。650円。適当な店を探していると、ここにも銅像が笑
考える人？ センタープラザ地下の奥まったところに設置されていた。
- 「花と彫刻の道」 ここも人が多く、中でも、お目当ての環境造形Ｑなどが設置されている東遊園地は、神戸ルミナリエの会場になっており、ダメだった。すっかりルミナリエのことを忘れていたオレが悪い。神戸の銅像は、あまりメンテをしていないようで、痛々しいものが多い。残念。
東遊園地西（フラワーロード西側）の、本郷新《老人》（1943/1982設置）
東遊園地南の、柳原義達《愛「仔馬の像」》（1966設置）。この作品で初めて鴉が登場した。
>参考：彫刻の街こうべ 花と彫刻の道
環境造形Q《メリケン・シアター》（1987）
- 来た道とは違うルートで、三宮まで歩き、今回の旅行はここまでとする。どこかで一休みしたいところだが、人が多いので、空港に向かうことにする。
駅に向かう途中、とあるビルの前で、銅像を見つける。新谷英子《風音》。
- 帰りも、Jetstarを利用。GK210、関空20:10→21:30成田の予定。19:40過ぎから搭乗が始まり、20:19に離陸、21:15成田に着陸。175ゲート。到着ロビーまでいちばん遠いゲートで、いやはや、歩かされた。22:30過ぎに到着ロビーに出る。バスは22:15発の終バス。23:30頃、無事に帰宅。
