かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

行けなかった日記:鹿児島(第1日)

  • ピーチが成田-鹿児島路線を設けるということで、セールをやっていたので、ついチケットを購入してしまった。これが行きの便。9:00頃出発で、昼前には鹿児島市内に入れる予定だったのだが、5月22日にピーチから2時間ほど出発が遅れるとのメールが来た。さてどうしたものかと思案しつつも、しばらく放置していたのだが、6月4日、今度はジェットスターから帰りの6月30日の夜便が欠航になったとの連絡があり、結局、往復ともキャンセル・返金処理し、この鹿児島方面の旅行も中止とすることにした。
  • それほど詳細は詰めていなかったのだが、それでは行けなかった日記を。鹿児島空港から鹿児島市内に向かうのだが、途中、姶良市の蒲生に寄ることにした。というのも、蒲生出身の彫刻家、板橋一歩(1911-1993)の彫刻が蒲生ふるさと交流館で展示されていることを聞いたからだ。板橋一歩展示室の名称で、所蔵する約80点の中からいくつか展示してあるとのこと。本数は少ないものの、幸いなことに、近くの蒲生支所まで路線バスで行くことができる。約30分・310円。

>参考:蒲生ふるさと交流館 板橋一歩展示室

  • その後、やはり蒲生支所から路線バスでJR帖佐駅まで出て(やはり本数があまり多くはない)、帖佐駅からJR日豊本線鹿児島中央駅に向かう。バスが20分弱で、280円、JRが同じく20分弱で380円。この区間の電車は一度乗ったことがあるのだが、海岸線を走り、眺望が素晴らしかったのを憶えている。また、姶良市には、加治木の姶良市文化会館加音ホール前に彫刻があるようだが(工藤健作品)、行くのにちょっと時間がかかりそうなので、今回はパス。
  • 鹿児島市内の野外彫刻はすでにいろいろと観ているのだが、行政設置の(当時の)若手彫刻家による作品や中村晋也の初期のころに制作したモニュメントなど観ていないものもいくつかあるので、これらの作品を中心に、補遺的に時間が許す限り観て回るつもりでいた。ただし、市街からやや離れたところに設置されているものが多いので、まとめて観る、というわけにはいかない。時間をみて、いくつかを回るつもりでいた。
  • まず最初は、鹿児島健康の森公園。市街からはやや離れた場所にあるが、ここにいくつかの彫刻が設置されている。鹿児島中央駅からバス(鹿児島交通61-1・健康の森公園行き)で向かう。途中、伊敷脇田バス停で降りて(20分弱・200円)、伊敷公民館に設置されている野外彫刻を観覧する。市の設置による「地元新進作家作品」。鹿児島市では1980年代に地元新進作家作品として、市内に散在する公共施設に、具象の人物像(女性像)を設置しているが、そのうちの一つ。次の肥田橋バス停まで歩き、ここから健康の森公園まで移動。10分・210円。健康の森公園には、杭谷一東、長崎哲士、竹道久の作品がある。

鹿児島市伊敷公民館
西俣敏弘《忘れな草》1982.3.31設置 ※地元新進作家作品

■かごしま健康の森公園
杭谷一東《卵の城》1997
長崎哲士《風のリボン》1997
竹道久《憩い》1997

  • 健康の森公園から鹿児島市街にバスで戻り、おそらく、この日はこれで時間切れ。あとは市街を適当にふらふらするつもりだった。なお、ホテルは前回来たときにも利用した中央公園近くのホテルに泊まるつもりだった。ここ、朝食がおいしかったんだよね。