かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「絵巻 −大江山酒呑童子・芦引絵の世界−」[後期](逸翁美術館)

新しくなった逸翁美術館は今回が初めての訪問。それほど広くはないけれど、なかなか感じのよい展示室だった。展覧会の方は、逸翁美術館の所蔵する代表的な絵巻《芦引絵》と《大江山絵詞》を取り上げたものだが、後期はこのうち、《芦引絵》に焦点を当て、関連する《青蓮院稚児草紙絵巻》(徳川美術館)を併せて展示。《大江山絵詞》も、1シーンだけだが、酒呑童子が頼光らに退治され、刎ねられた酒呑童子の頭が頼光の兜に食らいついている場面が展示されていた(前期では、同場面について、サントリー美術館本《酒呑童子絵》を併せて展示、比較されていたようだ。後期展でもパネル展示あり)。また、この他、絵巻の断簡や奈良絵本なども展示されていた。
この後、同じチケットで入場できるとのことで小林一三記念館と池田文庫の「第82回 タカラヅカを彩った郷土芸能」を併せて見る。

阪急の池田駅まで歩いて戻り、池田→宝塚→西宮北口→新開地という経路で移動。ところで、池田にはインスタントラーメン(チキンラーメンですな)発祥の地ということで、インスタントラーメン発明記念館なる施設があるようだが、今回も訪問かなわず。残念。いつかきっと。