かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

青森


6:30に起床。何度か目が覚めたものの、まあまあよく寝られたほう。部屋のカーテンを開けると、霧が立っていた。身支度をして、朝食のバイキングを食らう。
今回は、旅行会社のフリープランツアーによる旅だが、旅行会社のツアーを利用すると、わりといいホテルに当たることがある。今回も当たり。部屋もベッドも風呂も広く、朝食のバイキングも品数が多くて、まあまあ美味しい。ふだんなら食べ過ぎるところだが、ほどほどにしておく。

8:30頃、チェックアウト。港近くを歩いてみる。霧が濃い。青森ベイブリッジなど、手前の一部しか見えない。すぐ先は霧の中に消えてしまう。確かに空港なら、飛行機、着陸できないななどと考えつつ、青森駅前まで。バスの案内所で、青森市営バスのフリールートカード(土日祝1日乗り放題)を購入する。500円。なお、バスカード各種はバス内でも購入できる。今日は、このフリールートカードを利用して、国際芸術センター青森(ACAC)と青森県立美術館へ行く。平日だと、バス代だけで1800円ぐらいかかるところだが、土日祝はこの500円のカードですべてまかなえるので、ありがたい。(なお、青森公立大学へはJRバスも走っているが、このフリールートカードは使えないので、要注意。)
青森駅前4番乗り場から9:20発モヤヒルズ行に乗車。少し遅れて40分ほどで、青森公立大学に到着する。バスに乗車していた講義を受けに来た(?)学生たちが早足で校舎の方に向かっていく。下車すると、まるで夏のような陽気になっている。
国際芸術センター青森

ACACで開催される展示は興味深いものが多く、何度か行ってみたいと思っていたのだが、時間的・予算的になかなか果たせないでいた。ただ今回来てみて、企画展(滞在制作による展覧会)の規模が意外に大きなもので見応えがあるし、また、その成果の蓄積でもある野外彫刻(常設展)も同じく見応えのあるものであることがわかった。これまで、ちょっと二の足を踏むような気分もあったが、これで時間をかけて観に来ても損はないことが確認できた。だから、また来ようと思う。実際、(時間の関係というよりも、道に迷って)野外彫刻はいくつか見落としてしまったが、これは次回訪問のために、見残したと思うことにした。
12:28発西部営業所行の市営バスに乗車。このバスは青森駅前には行かないので、途中、古川というバス停で下車して、三内丸山遺跡行のバスに乗り換える。古川は停留所が何ヶ所かあるので(8カ所?)、乗り換えるときは要注意。定時の12:58に古川④に到着、同じ④のバス停で、10分後の13:08発に乗り換えることができた。この待ち時間にのどが乾いたので、バス停近くの自販機でコーヒーを買ったのだが、間違えて熱いやつを買ってしまう。さらに、近くに誰もいないと思って、ちぇっ、大失敗とか大きな声で独り言を言ったら、直ぐ近くを歩いていた美人を驚かせてしまい、さらに大失敗。20分ほどで、県立美術館前に到着。
青森県立美術館


16:51発のバスで青森駅前に戻る。県美から新青森に行くバスもあるようだが、残念ながら青森空港へ行くバスはない。18:35発のバスまで少し時間があるので、晩飯を食らう。まあ、ありがちなものをね。この二日間、朝の霧はのぞき、いい天気に恵まれ、予定も順調にこなすことができた。気持ちのいい旅行ができた。今度はいつ青森に来られるだろうか?
青森駅18:35発のバスで空港へ向かう。30分強で到着。保安検査場を通過する際に、ベルトのバックルが原因で、久しぶりにピーと。20:15に搭乗開始と順調。搭乗の飛行機は、行きと同じく、737-400。空いている。離陸に向かう途中で、飛行機がしばらく停止するが、少し遅れて、離陸した。後で知ったのだが、ちょうど離陸の少し前に関東で大きな地震があり、羽田空港が安全を確認するまでの少しの間、閉鎖された。アナウンスはなかったのだが、おそらくそのための確認待ちかなにかで離陸を待っていたのだと思われる。このため、羽田が少しの間ラッシュ状態になり(理由は言わなかったが、ラッシュとのアナウンスあり)、数分だが、着陸が遅れた。
羽田では、22:05のバスに乗ることができた。空いているのならともかく、混み合っているにもかかわらず、荷物を置いて隣席に座れないようにしている馬鹿者があいからずいる。いつもこの光景を見るたびに、がっかりしてしまう。
羽田からのバスは、成田からのバスよりも少し速い。23:00前には最寄りで下車し、まあまあ無事に帰宅した。