かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

金津、福井



  • 福井に行ってきた。今年2回目である。今回は、もちろん解禁になった越前蟹が目的である(ウソ)。
  • オレのTLで評判になっている福井市立郷土歴史博物館「福井の仏像」展(って、ほとんど同館公式のRTだが...)と、懸案の一乗谷朝倉氏遺跡の訪問が大きなお目当て。併せて、以前から一度行ってみたかった金津創作の森と、永平寺にも行ってきた。そして、もう一件、これは福井市立郷土歴史博物館で見つけたちらしで知った福井県立こども歴史文化館「江戸時代の絵本と浮世絵」展にも寄ってきた。会場からもわかるようにこども向けの展覧会ではあったが、これほど合巻が並べられた展示はひょっとして初めてかも、というくらい合巻がずらっと展示してあり、平日午後にやってきた怪しいおっさんにいささか不審な面持ちのスタッフを尻目に(本当にマークされていた模様笑)ちょっとした興奮!を味わうことができた。まあ、これはまたのちほど。
  • さて、今回は、るるぶのツアー(航空券+宿泊のセット)を利用した。羽田-小松往復と朝食付ビジネスホテルの組み合わせで、20000円ほどだったが、たまたま配布していた5000円割引きクーポンが使えたので、15000円ほどで行くことができた(新幹線+特急の片道分!)。
  • 最寄り5:20発のバスで羽田空港へ。1時間ほど。ほぼ定時に羽田空港T1に到着。早々に保安検査場を通過して、出発ゲートに移動。静かな席を見つけて、本を読むなど。岩波文庫版『失われた時をもとめて』の第4巻。もう少しで読み終わる。
  • 今回は日本航空を利用。往路は、JAL183便。数分遅れたが、8:50頃には到着。小雨が降っている。9:00発の小松駅行きのバスに乗車する。270円。12分で、小松駅に到着。ここで小一時間の電車待ち。朝食に立ち食いそば(いなりそば、って、きつねそばのことです。400円)を食らい、構内のコンビニでコーヒーを買って飲むなど。
  • 小松10:13発の各停に乗車。電車は小松始発で、すでにホームに入っていた。まあ、空いている。細呂木10:38着。ここは無人駅で、駅前にも、人家がある他、ほとんど何もない。ここから金津(かなづ)創作の森まで、25〜30分ほど歩く。駅の構内に金津創作の森までの道筋が示されていたが、それよりもストリートビューでの予習が効いて、道に迷うこともなく、無事到着。天気は、曇空。ときどき晴れ間も見える。が、思い出したように、小雨も。


  • 金津創作の森 高橋匡太の個展がお目当てだが、敷地内各所に散在する立体作品(過去の展覧会の居残り作品が多い)がおもしろい。晩秋という季節もよかったのか、森をさまようにはいい季節。機会を見つけて、再訪したい。次は少し遠いが芦原温泉駅まで歩くぞ笑


  • 電車の時間が間近くなってきたので、13:00頃、散策は終わりにして、再び細呂木駅に向かう。帰りは20分強で到着。風が冷たいので、大人しく駅構内のベンチで電車が来るのを待つ。細呂木13:40発に乗車し、福井には14:02着。410円。細呂木無人駅だったので、きっぷはどうしたらいいのかな?と思っていたのだが、福井駅の改札で、細呂木から乗車と申告して、料金を支払った。
  • 福井駅からは歩いて福井市立郷土歴史博物館へ向かう。前回同様自転車(ふくチャリ)を借りようかとも思ったが、小雨ながら降ったり止んだりなので、今回は歩くことにした。福井市立郷土歴史博物館は、前回の福井訪問の際は、自転車で通りかかっただけで、省略してしまったが、今回はしっかりと観覧するつもり。福井城址の堀の横を通って、15分弱で、到着。


  • 福井市立郷土歴史館 秋期特別展「福井の仏像」(2F企画展示室)、企画展「刀と刀装」(1F松平家史料展示室)、「頂相 禅僧の肖像」(1F館蔵品ギャラリー)、常設展示などを観覧した後、隣接の庭園、養浩館庭園を観覧。なお、特別展観覧料600円で、以上が全部観ることができた。養浩館庭園は、とてもチャーミングだった。




  • 雨がぼちぼち降り始めた。今日は、これで終了として、駅近くのホテルに向かうこととする。途中で、夕食に福井のB級グルメソースかつ丼などを食らう。蟹は、まあ、美味しそうだったが、目が飛び出るほどのあれなので...
  • 今回宿泊のホテルは、ホテルエコノ福井駅前。チェーン店のビジネスホテル。設備は古めだが、Wi-Fi、ウォシュレットなど、一通り備わっている。ベッドも大きめだった。部屋もまあまあ静かで、特に難はなし。無料でついてくる朝食は、一応和洋だが、品数は少ない。ヨーグルトが品切れになっていたのが残念。