かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

島原

  • 7:00頃、起床。身支度をして、朝食会場へ。朝食はバイキング。ここの朝食、品数も多く、メニューも郷土料理を取り入れるなど、工夫されている。野菜も新鮮でおいしい。慌てて、ソーセージとか、ベーコンだとか、ありきたりのものをとってしまい、失敗。ということで、朝からたらふく食らう。ダメだ。部屋に戻り、予定の確認などしたところで、8:00過ぎにチェックアウト。
  • まずは熊本港に向かう。ホテル前のバス停(河原町バス停)から熊本港行きのバスに乗車できるようだったが、時間があるので、10分ほど歩いて、交通センターバス停。ここから始発バスに乗って、40分ほどで、熊本港フェリーのりば前バス停に到着。楽々雲仙・島原きっぷをフェリーの乗船券に交換して、しばらく港をうろうろ。
  • 熊本港を9:25に出港して、9:55には島原外港に到着。当初は、レンタル自転車を借りて、雲仙岳災害記念館など、港の南側も観光するつもりだったが、小雨がぱらつく天候なので、今回は、島原市内を中心に観て回ることにする。せっかく島原まで来たので、雲仙岳原城址なども観て回りたいところなのだが、時間的にやはり自動車でないと難しい。適当な定期観光バスもないし...まあ、このあたりはまたの機会ということで。


オーシャンアロー号。熊本港にて。かっこいい。

間もなく島原外港に到着。雲仙岳が見える。

お出迎えはこいつ。

  • 外港から島原鉄道バスで島原駅前まで移動。島原鉄道に乗りたかったが、いかんせん1時間に1本ぐらいしか走っていないので、時間が合わず、バスに乗車。170円。
  • 島原駅で下車し、あとは歩いて回ることにする。だいたいルートは右記のごとし。島原駅前バス停→湧水「めだかの学校」→青い理髪舘→島原城・石垣→二の丸→武家屋敷→島原城・本丸→大手門→サンシャイン中央街→しまばら湧水館→四明荘→江東寺・ねはん像→白土湖→理性院→島原鉄道本社前駅→島原外港駅 最後に、ふと見かけた町の中華屋で、ちゃんぽんを食らい、昼食とした。昼時をとうに過ぎていたので、店内はがらがらだったが、ちゃんぽんはなかなか美味しかった。550円。


湧水「めだかの学校」 「水の都」島原では、市内各所で水が湧き出ている。「島原湧水群」と呼ばれ、市内に60カ所以上あるとのこと。名水百選にも選ばれている。湧水には、ひしゃくが置かれ、水が飲めるようになっている。とても甘い水だった。

青い理髪舘

本丸と二の丸の間に細い道があり、そこから本丸、二の丸址に行ける。石垣などを愛でつつ、本丸へ向かうが、本丸前の広場で、警察が年末の交通取り締まりのための出発式みたいなのを行っていて、通り抜けができなかった。やむなく、二の丸址に向かう。

二の丸址には島原文化会館がある。1964年に復元された五重の天守閣を望む。

時鐘楼 もともとは島原藩の初代藩主松平忠房の命で1675年に建てられたものだが、時鐘は、戦時の1944年に供出され、行方知れずに。現在の時鐘楼は1980年に復元されたもの。

島原武家屋敷街 島原藩徒士が居住していた島原城の西側、鉄砲町と呼ばれていた地区の一部が町並み保存地区に指定されている。幕末から明治初にかけて建てられた3つの武家屋敷ー山本邸、篠塚邸、鳥田邸が公開されている。

石垣で囲われ、冠木門から出入りする。石垣は、人の肩ぐらいの高さまで整然と積まれ、その上にばらばらと置かれている。

別ルートで、島原城へ。ふり返ると雲を被った雲仙岳が見えた。

外堀南東から復元天守閣を望む。

湧水庭 四明荘 島原市内の町並みが「鯉の泳ぐまち」として、整備されている。四明荘は、その一角にある。建物は、明治期の建築で、大正になってから増築されたものとのこと。庭園もその頃の作庭といわれる。縁側が池に張り出す形で廻されており、ここからの眺めが美しい。2008年にに国の登録記念物に指定された。室内に上がることができ、座敷で地元の方からお話を聴きながら、お茶を接待していただいた。

江東寺・ねはん像

白土湖(しらちこ)から雲仙岳を望む。

理性院・天如塔 金網越しに青く見える塔がそれ。近年修復されたとのこと。

島原鉄道本社前駅からこれに乗って、外港まで戻る。

  • 島原外港15:45発のオーシャンアロー号に乗船。熊本港の改修工事のため、スピードを落として入港するとのことで、定時を10分ほど遅れて、16:25頃、熊本港に到着。雨が大分強く降っている。16:35発のバスで、熊本交通センターまで。40分ほど。交通センターで、空港までの乗車券を購入し、16:54発のバスに乗車。以下は、昨日付のメモのごとし。