かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

支笏湖、紋別岳


支笏湖畔から紋別岳を望む。

紋別岳中腹から、樽前山(左側の溶岩ドームのある山)と風不死岳を望む。

紋別岳の中腹。

  • 6:30頃、起床。身支度を調え、出発の準備。チェックアウト後、ホテルの1Fのロで、念のために食料などを仕入れる。JR札幌駅まで地下鉄に乗るつもりだったが、天気もいいことだしと、歩くことにする。もう少し早起きして、北大のキャンパスを歩けばよかったなと。20分弱で到着。
  • 予定より1本早いJR札幌7:48発の快速エアポートに乗車することができた。JR千歳駅まで、30分ほど。880円。ここで、バスに乗り換え。西口4番乗り場から、北海道中央バス・空4、8:51発の支笏湖行きのバスに乗車する。バスは千歳市内の回った後、国道16号線/支笏湖通を走り、9:35頃、支笏湖に到着。途中、並行するように自転車/歩行者用の道路が走っており(後に王子軽便鉄道の線路跡に作られたものと知る)、ちょっと歩いて見たくなった。




  • 到着後、まずは支笏湖ヴィジターセンターに立ち寄り、展示やパンフなどをチェック。トイレなどを借りた後、紋別岳に向かう。

  • 国道沿いを少し歩き、紋別岳登山口の看板を折れ、登山道に入る。少し歩いたところに、駐車場があり(登山する人はだいたいここに車を停めて、登るようだ)、その少し先にあるゲートを超えて、いよいよ本格的な上りとなる。と、言っても、紋別岳の頂上には、NTT無線中継所(支笏無線中継所)があり、その管理用に自動車でも登れるように道路が舗装されている。一般車両は通行禁止で、道路は舗装されているといっても、路面はけっこう荒れており、登山靴で来て正解だった。また、この時期でも、頂上付近には雪が残っている。実際、道路が雪で塞がれているところもあった。登山道の全長は、だいたい5kmほどで、山を周囲を回るように登っていく。上りに1時間30分前後、下りでも1時間15分ぐらいかかった。平日だったが、ちらほらと登山客もいて、いずれも一人、また、二人で登っていた。みなきちんとした登山ルックで、熊よけのベルを腰につけている人も何人かいた。ちなみ、に紋別岳の山名は、アイヌ語の「ゆっくり流れる静かな川」を意味する「モ・ペッ」に由来するとのこと。


紋別岳の頂上はポイントしているあたり。

登山口の看板。ここで、国道から登山道に入る。

振り返ると、支笏湖の向こうに、樽前山(左側)と風不死岳(ふっぷしだけ)が見えた。

ゲート前で、入山届を記入。


山道はだいたいこんな感じ。

  • 前半こそはいいペースで登っていたものの、小一時間経った頃から、いささかバテ始め、休憩が多くなる。日頃の運動不足が見事にたたる苦笑 膝が痛み出したが、大事に至る前に、登り始めから1時間30分ほどで、なんとか、頂上にたどり着く。汗でどろどろのTシャツを着替え、息が整ってきたところで、おにぎりなどを食らう。それほどお腹が空いていなかったはずなのだが、頂上に先客の女性登山家がコッヘルでお湯を沸かして、カップヌードルを食べていた、その匂いがあれだったんだよ笑 頂上で、景色を眺め、絶景に息を飲み、あるいは、ごろんと横になって青空を見上げる。しばらくすると、何組か、登山家たちが頂上まで登ってきた。


頂上はまだまだ先。


雪が道を塞いでいるところもあった。

頂上まであと少し。

到着!

以下、頂上からの眺め。支笏湖の向こうに樽前山と風不死岳。


恵庭岳。

あまり写真を撮らなかったが、反対側の原野も壮観。

  • しばらく滞在した後、下山開始。膝が心配なので、むしろ下山の方こそ時間をかけることにする。ゆっくりと歩を進めては、立ち止まって耳を澄ます。場所場所で、風にゆらめく木々や熊笹のざわめき、鳥の声、そして、かなへびなどのの動く音などに耳を傾ける。やはり、下りの方が楽で、あまり、汗もかかずに1時間15分ほどで、ゲートまで戻った。






  • 再び支笏湖畔まで戻り、ベンチに座り、自販で買った冷たい飲み物で小休憩。それほど多くないとはいえ、ここも中国や韓国などからの団体がバスでやってきては、観光していく。あとは、カップルも目立つか。
  • しばらくして、湖畔を観光。観覧船もおもしろいようだが、今回はパスする。温泉も考えたが、あまり時間もないし、ここで温泉に浸かったら、確実に動けなくなると思われ、こちらもパス。まあ、またの機会に。



湖畔にて。

千歳川河口にかかる鉄橋。かつて苫小牧から千歳川沿いの烏柵舞発電所まで軽便鉄道が走っており(1951年に廃止)、その支線の山線が支笏湖畔まできていた。この鉄橋は、かつては山線の鉄橋だったが、現在は遊歩道に使われている。この軽便鉄道の小さな資料館も湖畔にあったので、観覧(無料)。

  • 支笏湖発15:45のバスに乗車。定時の16:37に新千歳空港に到着。1030円。
  • 帰りは、バニラエアのJW922便、新千歳空港18:40発。少し時間があるので、空港内をうろうろし、夕食にフードコートでジンギスカン丼などを食らう。880円。まあまあ。


  • 飛行機は、ほぼ定時の運行で、成田空港に到着。T3、20:45発のシャトルバスに乗ることができた。22:00頃、無事に帰宅。