かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

下関・長府

  • 特に目当てがあったわけではないが、格安航空券利用で観光してきた。あえて言えば、以前、飛行機の欠航で(春秋だよ!)、行けなくなった錦帯橋観光に再挑戦することが、お目当てかな。福岡から広島に抜けるという、どちらかというと移動が多い予定となった。移動(とそのためのプランニング)が、もう一つのお目当て、と言えないこともない。
  • 行きは、福岡空港行きのジェットスターGK503便、成田空港7:10発予定。最寄り始発バスで空港に向かう。このバスだと、少し早いが、次便だとぎりぎりになってしまうため。5:10頃、到着。保安検査場を通過して、164ゲート付近に移動。保安検査場、がらがらだった。奧のベンチで一寝入り。


早朝便はだいたい時間通りに運行(ただし、前夜に使用機材がちゃんと到着していれば、なのだが)。

  • 6:45頃、搭乗開始。7:15離陸、8:40着陸。予定よりも少し早め。福岡空港は、例によって工事中で、駐機場からターミナルまでのバス移動にやや時間を要するが、小倉行きの9:17発の高速バスに楽々間に合う。予定では、10:17発のつもりだったので、1時間早いバスに乗ることができた。1230円。このバスもそんなに混んでいなかった。10:45頃、小倉駅前に到着。ここでJRに乗り換えて、門司港まで。280円。



  • 門司港は2回目ということもあり、今回は特に観光はなし。小腹が空いたので、名物の焼きカレーでもと思うが、ここはぐっと我慢して、先を急ぐ。門司港からは、関門汽船の関門連絡船で対岸の唐戸に渡る。連絡船は1時間に3便あり、所要時間は5分ほど。乗り場で乗船券400円を買い、11:30発の船に乗る。上甲板のベンチに座り、風に吹かれているうちに唐戸に入港。言い忘れたが、天気は上々。


関門連絡船の下関乗り場。ここからは巌流島へ行く船も出る。

この船に乗った。

出港。

関門大橋

まもなく下関、唐戸に到着。春帆楼や赤間神宮が見える。

唐戸桟橋に入港。乗船していたのは、5分強。もう少し乗っていたい気も…

  • 唐戸の連絡船待合室で、下関のガイドマップなどを手に入れ、隣のコンビニ前のテラスで作戦を立てる。いろいろ観るところはあるが、適宜割愛しつつ、適宜観光することに。カモンワーフ、唐戸市場のあたり、海沿いに歩く。唐戸市場の2Fの食堂に行ってみたが、席が埋まっており、見送る。ちょっと心残り。


唐戸市場。ひれ酒用か、ふくのひれを干していた。

  • 日清講和記念館(・春帆楼)から赤間神宮と回り、続いて、国道9号線沿いを壇ノ浦古戦場跡/みもすそ川公園まで歩く。20分ほどか。ロープウェイで火の山に登ろうかとも思ってたのだが、山頂の展望台が工事中と知り、今回は見送ることにする。


日清講和記念館

春帆楼前の「日清媾和談判場」碑。

赤間神宮・水天門

f:id:pigmonm:20200718153210j:plain:w360
追記(2020.7.18):赤間神宮前の平家物語文学碑。安徳天皇を抱く二位尼君をイメージした母子像。作者は不詳だが(というか、確認しなかった)、ひょっとして高野佳昌か?



関門大橋の下を通る。

みもすそ川公園。義経VS知盛。なんかすごい。

みもすそ川公園。大砲がずらっと並ぶ。

国道9号線を挟んで、陸側に関門トンネル人道の下関側入口がある。

  • 御裳川バス停からサンデン交通で市立美術館前バス停まで移動。280円。


御裳川バス停。

  • 下関市立美術館にて、所蔵品展を観覧。所蔵品展 No.136として「巴里 憧れのフランスと魅惑の日本」、「どこから日本画? 芳崖以降の表現者たち」「新収蔵品紹介」を、2Fの展示室にて。200円。博物館の周辺の野外に彫刻作品が設置されているが、抽象が多い。なお、下関市立美術館は1983年開館。


空飛ぶ股間若衆。カール・ミレス《人とペガサス》(1949)。英雄ベレロフォンがペガサスとともに、キマイラ退治に向かうシーンとのこと。箱根彫刻の森美術館早稲田大学所沢キャンパスにも同作があるようだ。

  • ここからは歩いて、城下町長府を回る。適宜省略しつつ、観覧。下関市立美術館→(長府庭園)→長府藩侍屋敷長屋→笑山寺→功山寺/長門尊攘堂→(下関市立歴史博物館)→(長府毛利邸)→古江小路。疲れてきたし、時間もぼちぼちなので、城下町長府バス停から、長府駅前までバスで移動。190円。


功山寺仏殿(鎌倉時代・国宝)

古江小路。

長府駅

  • JR長府16:04発の各駅停車、岩国行きに乗車。4両編成。終点までの約3時間、のんびり列車に揺られる。寝入ったり、本を読んだり、窓外の景色を見入ったり。ところどころ、瀬戸内海のすぐ近くを走り、ゆったりとした海景に、のんびりとした気分になる。19:10到着。
  • 駅前で食料などを調達し、ホテルにチェックイン。どこかで夕飯を食らうつもりだったが、スーパーの食品売り場で、岩国寿司を見つけたので、つい手が伸びる。格安で、どうかと思ったが、これが意外に美味しく、ヴォリュームも満点。観光客向けの店だともう少しゴージャスにいろいろと具がのせられるのだろうが、こちらはたいへん質実剛健!?だった。


  • さて、本日宿泊のホテルは、ホテルα-1岩国。ふつうのビジネスホテルで、設備的も一通り揃っており、フロントの対応もまあまあ。各階エレベータ前に製氷機があったのはよかったかも。部屋は、8Fのシングルルームで、10Fに(温泉ではないが)大浴場があり、これもありがたかった。ここのWi-Fiは、LANにルータを接続して使うタイプで、ルータをフロントから借り出さなくてはならない。以前、α-1大津で全てルータが全部貸し出しになっていて、Wi-Fiが使えず、フロントがにやにやして、すいませ〜ん、とか抜かしやがったので、ちょっと頭に来て、α-1系列は二度と泊まるものか、と思ったのだが、こうして泊まっている笑(大津には泊まっていないけどね)。
  • いつものことだが、疲れすぎて、なかなか寝付かれない。