- ときわ公園外周 ときわ湖水ホールから時計回りで常盤湖の外周を歩き、設置されている野外彫刻を観て回る。外周は道路・遊歩道が整備されており、ウォーキングをする人やランニングをする人がけっこう多い。だいたいが木々に囲まれており、なかなか気持ちのいい道筋だ。ぐるっと回ると6kmぐらいあるらしい。さて、外周エリアの作品は、白鳥大橋周辺を除くと、初めて観るものばかりで、開催中の第28回UBEビエンナーレ作品とともに、ここが今回の大きなお目当てである。5分も歩くと、最初の作品が設置されていた?あたりにたどり着く。
西雅秋《池溝》(1993)のキャプション。第15回現代日本彫刻展・大賞(宇部市賞)。この作品は、16枚のコールテン鋼の板でできた円柱(植木鉢)だったが、現在は分割解体され、ときわ公園のどこかに埋設されているとのこと。はたして、再び地表にあらわれることはあるのか。
湯村光《地標》(1989)。第18回現代日本彫刻展・宇部興産株式会社賞。外周エリアに隣接する超高温材料研究センターの敷地に設置。
寺田武弘《鑿空》(1986)。第10回神戸須磨離宮公園彫刻展・宇部市野外彫刻美術館賞。再び外周エリアに戻る。遺跡感のある作品になっていた。
栄利秋《宇宙シリーズ'87(四季のメッセージ)》(1987)。国際ソロプチミスト宇部が15周年を記念して寄贈。
大成浩《風の影No.6》(1983)。第10回現代日本彫刻展・宇部興産株式会社賞。
森口宏一《どうぞ おはいり ください》(1987)。作家寄贈。常盤池北側のパークゴルフ場の中に設置されていた。
生形貴春《円の仕掛/滑空》(1999)。第18回現代日本彫刻展・毎日新聞社賞。
眞板雅文《翔陽のもとへ》(1993)。第15回現代日本彫刻展・宇部市野外彫刻美術館賞。
たべ・けんぞう《RE-CREATION》(1999)。第18回現代日本彫刻展・兵庫県立近代美術館賞。作家寄贈。
眞板雅文《連山夢想−きらめく》(1995)。第16回現代日本彫刻展・神戸須磨離宮公園賞。
遠藤隆由《隆層》(1995)。第16回現代日本彫刻展。作家寄贈。
植松奎二《浮く石》(1995)。第16回現代日本彫刻展・宇部興産株式会社賞。
野村敦《深化》(2001)。第19回現代日本彫刻展。作家寄贈。
原口典之《1995 KISHI》(1995)。再訪。第16回現代日本彫刻展・毎日新聞社賞。白鳥大橋の東詰に設置。
武荒信顕《あなたと・・・(わすれてしまったこと)》(1989)。再訪。第13回現代日本彫刻展・テレビ山口賞。テレビ山口所蔵。白鳥大橋の東詰に設置。
志賀政夫《空をみんなで眺める》(2015)。再訪。第26回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)・宇部興産株式会社賞。白鳥大橋の西側に設置。