かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

海浜幕張周辺の野外彫刻

  • 藤原吉志子の作品集を見ていたら、幕張ベイタウンに作品が設置されているようなので、ちょっと出かけてきた。作品はマンションの外壁や中庭に設置されており、外壁のレリーフは観ることができたものの、中庭には部外者は入れないので、観られなかった。


幕張ベイタウン・パティオス2番街の、藤原吉志子《魚座》(1995)

幕張ベイタウン・パティオス2番街の、藤原吉志子《水瓶座》(1995)

  • それはそうと、以前にも掲載した千葉県立幕張海浜公園に設置されている野外彫刻のうちの1基について、今日、通りかかった際に、今一度調べたところ、作者、タイトルなどがわかったので、改めて掲載しておく(銘板は、相変わらず表面が擦れていて、不鮮明なのだが、わかる文字をもとにググってみたら、わかったのであった。さすがグーグル先生!)。作者のドラゴ・マリン・チェリーナ(1949〜)は旧ユーゴスラビア(現クロアチア)出身の彫刻家で、現在は台湾に住んでいるらしい。日本では、大阪のインテックス大阪に8基の女性像がある(→ここ)他、神奈川県足柄郡松田町の西平畑公園にも、チェリーナの丘と称して、5基の母子像や子供像が設置されているようだ。そう言えば、先日訪ねた秋田県立近代美術館の野外彫刻の中にもチェリーナ作品が1基あった。



千葉県立幕張海浜公園・Bブロック・花時計横の、ドラゴ・マリン・チェリーナ《UZORITA 目ざめ》。

追記(2018.12.23):チェリーナの公式サイト? Cherina  現在は上海在住? チェリーナは「薛林纳」と書くようだ。なお、未確認だが、幕張海浜公園のもう1基の裸婦像もチェリーナ作品っぽい。近々確かめてきます。

>参考:千葉県企業土地管理局 幕張新都心のモニュメント

NTT幕張ビル前の、河崎良行《円形のステーション》(1993)



国際大通り(テクノガーデン交差点付近のデッキ上)の、菊竹清文《情報・国際化》 ※2基1組でひとつの作品。



国際大通り(海浜幕張駅北側)の、剣持和夫《無題》(1989.10/リバーテン鋼)。「鉄の彫刻展-千葉'89 都市と人間-鉄との対話」参加作品。この展覧会に、青木野枝、眞板雅文、坂口正之らも出品しているのだけど、設置されたのは剣持作品だけなのかな?



国際大通り(プレナ幕張横)の、木村賢太郎《よろこび》(1987)



国際大通り(海浜幕張駅南側)の、久保田俶通《海の詩》(1997.10)。