- 虎ノ門/霞ヶ関 まずは銀座線の虎ノ門駅で下車。このあたりは全く土地勘がなく、案の定、地上に上がったら、方向がわからなくなり、道に迷ってしまった。が、まあ、歩いてみるべえとうろうろしているうちに、いろいろと野外彫刻の類に行き当たり、さらにはお目当てのキーチマンも見つけることができた。オレのサイドエフェクトはここでも効いた笑 それにしても、このあたり、でかいビルの前には必ず何かしらあるな。
霞が関ビルディング前(けやき広場)の、村田勝四郎《よろこび》(1969)
JTビル前の、ケネス・スネルソン《T-zone Flight》。テンセグリティという概念に基づく構造原理で作られた彫刻。
みずほリースビル(旧・興銀リースビル)(西側)の、斎藤智《KEY TO THE SUN》(1997)
そして、みずほリースビル(旧・興銀リースビル)(東側)の、澄川喜一《TO THE SKY》(1997)
- 飯野ビルディングにもいくつか作品があると知り、立ち寄ることにした。
飯野ビルディングにたどり着く前に見つけた、大同生命霞が関ビル前(東側)の、勝野眞言《循環》
飯野ビルディング・1F・ピロティの、レアンドロ・エルリッヒ《Cloud》(2011)。防風スクリーンのガラスの間に「雲」が湧いている。
飯野ビルディング・1F・ピロティの、山本一弥《スパイラル・ポイント》(2011)
飯野ビルディング・1F・イイノの森の、平田五郎《空を見るために イイノの森のためのミナレット》(2014)。旧飯野ビルに使われていた白御影石を光の塔として再生した作品。新ビル(船)のための灯台だとか。
飯野ビルディング・1F・イイノの森の、レアンドロ・エルリッヒ《The Pond》(2014)。飯野海運のケミカルタンカーのタンクに使用されている特殊なステンレスをを用いて「池」とした作品。銘板を見なければ、ほんとうに池にしか見えない… 最初、《スイミング・プール》みたいに下からも見上げられるのかと思ったが、そういうわけではないらしい…ステンレスだからね。
弁護士会館前の、澄川喜一《無題》(1995.7)。ウルトラマンものに出てきそうな顔つきだ…って、顔じゃないけど。
日比谷公園・かもめの広場の噴水塔、淀井敏夫《鷗》(1986)。銘板に「うかぶ雲、海鳥たちの訪れ、時の流れを告げる古い貝殻。」とあった。
日比谷公園・三笠山北の、「水飲み」。説明板によると、1903年(明治36)の日比谷公園開設当時のものとのこと。鋳鉄製で、馬も水が飲めるような形にデザインされているそうだ。
日比谷公園・陳列場の、淀井敏夫《キリンの仔》。小野田セメント株式会社の寄贈。
日比谷公園・第一花壇の、自由の女神像(1950.11.3設置)。制作は乗松巌。
日比谷公園・第一花壇裏手の、「ルーパ・ロマーナ」。
- 丸の内仲通り→東京駅 丸の内仲通りを抜けて、東京駅に向かう。ぼちぼちルミナリエの準備が始まっている。と、丸の内ストリートギャラリーの設置作品が変わっていた。作品はすでに設置済みだったが、台座の仕上げがまだ終わっていないので、写真は三沢厚彦作品を1基だけ載せて、予告編としておく。正式に公開されてから、また見に行こう。で、仲通りとその近くで発見した、またしてもの流政之作品を2基、掲載。
丸の内ストリートギャラリーの、三沢厚彦作品。三沢作品はもう1基、ライオン像があった。
東京海上日動ビルディング本館前の、流政之《波かぐら》(1974)
丸の内永楽ビルディング/三菱UFJ銀行新丸の内支店前(北側)の、流政之《さわり大黒》(1973)
そして、最後は東京駅丸の内口前の、朝倉文夫制作の、《正二位勲一等子爵井上勝君像》。以前にも載せたけど。
- ということで、この後、東京ステーションギャラリーの横山華山展を見て、OAZOの丸善ジュンク堂に寄ってから帰宅。そうそう、写真は撮らなかったけど、日本生命丸の内ビルのエントランスにあるキーチマン(澄川喜一《TO THE SKY》[2004]。檜による)も観てきたのであった。