かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

幕張舟溜跡公園と幕張メッセ周辺の野外彫刻

  • 幕張舟溜跡公園の女性像 以前、gmで見つけて、気になっていた幕張舟溜跡公園の野外彫刻を観てきた。公園の最寄り駅は幕張、または京成幕張だが、京葉線の方が、自分としては便利なので、海浜幕張から歩くことにした。京葉線海浜幕張に出て、駅からゆっくり歩いて、15分ほどで、公園に到着。すでに汗でどろどろ。暑いのは覚悟していたが、こんなに暑いのか…さて、このあたりに来たのは初めてのこと。住宅街の中の公園で、かつて、埋め立てられる前は、公園の名前にあるように、漁船を繋留するための舟溜だったようで、漁撈碑などもあった。(そういえば遊具も船の形をしていた。)さて、お目当ての、野外彫刻はすぐに見つけることができた。髪の長い女性が腰掛けて足を組んでいる姿の像で、公園の名標の上に据えられている、あるいは、台座に公園の名標が付けられている。肝心のタイトルを記した銘板は見当たらなかったが、像にサインがあり、作者は久保田俶通とわかった。年代は80年代後半というところか。




千葉市花見川区幕張舟溜跡公園の、久保田俶通の女性像。タイトル・制作年などは不詳。

  • 胸のつかえがおりたので(大仰だゾ笑)、このまま、帰ってもいいのだが、せっかくなので、幕張メッセ周辺の野外彫刻を改めて探ってきた。幕張本郷方面に向かう途中にある谷口吉生建築の日本IBM・幕張事業所のビルの回りを久しぶりに観ていたら、入口前に流政之作品があった。他に、池の中にもそれらしきものがあったが、こちらは立入禁止なので、確認できなかった。遠目にはこちらも流政之作品でないかと。


日本IBM・幕張事業所ビル(千葉市美浜区)入口前の、流政之《TAMMA》(1972)。

  • メッセモールの野外彫刻 続いて、メッセモール設置のいくつかの作品を観覧。メッセモールは、幕張メッセから東北方向に続くやや大きな遊歩道/公園で、ここに、鈴木徹、峯田義郎、山本正道の大きな彫刻作品が遊水施設とともに設置してある。どれもけっこうやばい。寒い頃は水が出ていなかったが、さすがに今回は流れたり、噴き出したりしていた。ただ、100%稼働ではなかったのは、ちょっとさみしいところ。週末は100%稼働しているのかな?





鈴木徹《星の川》(1989)





峯田義郎《明日の空へ》(1989)



山本正道《海からの風 I》(1989)


山本正道《海からの風 II》(1989)

  • もう少し歩いて、幕張メッセの西側にある鉄の彫刻2点も観てきた。



フィリップ・キング《トワイライト・オベリスク》(1989.10/普通鋼)。※「鉄の彫刻展 千葉'89 都市と人間ー鉄との対話」出品作



ロバート・オーン《VESSEL》(1989.10/普通鋼)。※「鉄の彫刻展 千葉'89 都市と人間ー鉄との対話」出品作

  • 最後に、おUを上から撮ってみた。