- 西宮、大阪、堺と回ってきた。今回のお目当ては、西宮市大谷記念美術館「四条派への道 呉春を中心として」と国立国際美術館「クリスチャン・ボルタンスキー Lifetime」の2つの展覧会を観ることである。もちろん、併せて野外彫刻の類も探ってきた。特に2日目は堺市内の野外彫刻/パブリックアートを探った。2日間とも、天気も上々で、特に2日目は快晴で、自転車を乗り回すにはうってつけの日和だった。
- 最寄り6:55発のバスで、成田空港に向かう。1時間弱で、T3に到着。早々に保安検査場を通過して、出発ゲートの175付近に移動。近くの静かなベンチで、搭乗開始まで一眠り。行きの飛行機は、Jetstar GK203便、成田9:45→11:20関空の予定。予定どおり、25分前に搭乗が始まり、1時間強のフライトで、11:00頃、関空に着陸。11:20頃には到着ロビーに出た。予定よりだいぶ早い。南海のカウンターで、神戸アクセスきっぷ1130円を買い、11:29発の難波行き急行に乗車。以下、難波/大阪難波→西宮→香櫨園と、南海、阪神を乗り継ぐ。13:00頃、到着。ここから西宮大谷記念美術館まで10分ほど歩く。
- 西宮市大谷記念美術館・企画展「四条派への道 呉春を中心として」
- 西宮市大谷記念美術館の野外彫刻 展示の観覧を終え、一休みしてから美術館の野外彫刻を探る。庭園を中心に、美術館の周囲に11基のやや小ぶりな彫刻作品が設置してある。今回は掲載を略すが、11基の他にも、大谷竹次郎の胸像などもあった。掲載は順路順(美術館入り口から時計回りで1周するようになっている)。 >参考:西宮市大谷記念美術館(公式)庭園について
元永定正《あかからだんだん(セラミックチェア1)》(2002)
元永定正《くるくるぐりーん(セラミックチェア2)》(2002)
山口牧生《いとけなきものの舟》(2001)
津高和一作品。以下、右から掲載。
津高和一《作品3》(1974)
津高和一《作品2》(1974)
津高和一《作品1》(1974)
津高和一《作品4》(1974)
山口牧生《作品》(1992)
山口牧生《作品》(1981)※3点組。
元永定正《しろからだんだん(セラミックチェア3)》(2002)
岡本太郎《午後の日》(1967)
−阪急夙川駅前→兵庫県立芸術文化センター→西宮市役所 さて、続いて、西宮市内のいくつかの野外彫刻を回る。まず、美術館から阪急の夙川駅まで歩く。ルートは夙川沿いの公園を抜けることにした。このルートはこれまでにも何度か歩いたことがある。夙川駅前の彫刻を見た後、そのまま阪急に乗って、西宮北口まで移動。1駅150円。兵庫県立芸術文化センターの野外彫刻を観て回る。ここは2回目かな。1回目は、京都時代に、勅使河原三郎とそのカンパニーの公演を確か観にきた。続いて、西宮市役所までだらだら歩いたが、このあたりで、寝不足が効いてきて、へろへろになる苦笑
[:360]
阪急の夙川駅までは、川沿いの公園を歩いた。桜はほとんど散っていたが、それでも少しだけ咲き残っていた。
阪急夙川駅前(南口)の、廣嶋照道《大空に》(1984.4.建立)。建立者は、夙川駅前第1市街地再開発組合、西宮夙川ライオンズクラブ、夙川自治会、夙川婦人会、夙美会。
兵庫県立芸術文化センター前の、植松奎二《花のように−螺旋の気配》(2006)。財団法人日本宝くじ協会の寄贈。
兵庫県立芸術文化センター・エントランスロビーの、安田侃《天秘》(2006)。財団法人日本宝くじ協会の寄贈。
兵庫県立芸術文化センター・2Fデッキエントランスの、エミール=アントワーヌ・ブールデル《風の中のベートーヴェン》
こちらは、兵庫県立芸術文化センター・2F共通ロビーの、エミール=アントワーヌ・ブールデル《風の中のベートーヴェン》。デッキエントランスのものと少し異なる。ブールデルはベートーヴェン大好きで、ベートーヴェン像がいくつもあるらしい。《風の中のベートーヴェン》も、同題の作品が他にもいくつかあるようだ。
西宮市役所前の、山口牧生《上昇の構造》(1982)。(西宮市)職員支部結成20周年記念。