- 東橋 旭川電気軌道バス・76・東神楽東川循環線、東神楽バスセンター10:20発に乗車。5分ほどで、東橋に到着。180円。途中、バスの車窓より、東橋より一つ下流にかかる橋の、東神橋の野外彫刻1基が遠望できた。東神橋には農民彫刻家、松田与一による2基の彫刻が設置されている。男性像の《拓く》(見えたのはこちら)と馬の像の《力》の2基。今回の旅行では立ち寄れなかったが、ぜひ次回を期したいと思う。なお、東川町に住んでいた松田与一(2012没)の作品は、この後、東川町の野外各所で見ることになる。さて、東橋である。忠別川にかかる橋で、4本の親柱に四季をテーマにした彫刻がそれぞれ据えられている。作者は、東川在住の篠原康。
《秋装》。西詰下流側。
《夏炎》。西詰上流側。
《冬標》。東詰下流側。
《春舞》。東詰上流側。
橋から川面を見渡すと、忠別川をラフティングする高校生たちが歓声を上げていた。
- 東川町農業協同組合の松田与一作品 東橋から歩いて10分ほどで、東川市街に入る。と、早速にJAの前に像があるのを発見。他に金次郎像などもあったが、掲載は割愛。
松田与一《愛と希望》(1976.9設置)。農民像建立期成会による。
- 東川町開拓百年記念公園の野外彫刻
東川町百年記念公園のモニュメント。公園の中心にフローティング・クーゲルが設置され、それを取り囲むように5基の女性像が立っている。いずれも東川町開拓100年を迎えた1994年に設置されたようだ。
「フローティング・クーゲル」(1994.8.29設置)。制作はドイツのJosef Kusser。水圧と水の表面張力により、石の球が台座の上に浮き、わずかな力でも回転する。
松田与一《萌》
篠原康《雪舞》
久保康弘《翔》
小木貞雄《歩》
飛騨野弘尚《心》
- せせらぎロード「ふれあいの路」の野外彫刻 開拓百年記念公園と同時期、公園の北側、東川中学校と東川高校の前に設置された。4基の楽器を演奏する女性像がせせらぎの沿って設置されている。(タイトル板はなく、タイトル、作者などは不詳(ひょっとして《時の詩》と同じ作者か?)。なお、中学校、高校の校内にも、モニュメント/野外彫刻の類らしきものが見えたが、例によって構内なので、確認はできていない。
- 東町会館前の松田与一作品
松田与一《青年の像》(1965.8.23完成)。セメント彫刻か?
- 東川町役場
松田与一《望み》(1982.11設置)。町役場の庁舎建設を記念し、町民の寄付金によってこんりゅうされた。
作者不詳の野外彫刻。町役場庁舎の正面左川に設置されていた。
- 東川町文化ギャラリー
「写真甲子園2018 セレクト展〜本戦作品&大会風景より〜」、加藤久智写真展「アルバムフォト2018」などを観覧。観覧料200円。
- 開拓記念羽衣公園
公園東側の芝生広場、小高くなったところから、旭岳方面を遠望する。
- 東川町複合交流施設せんとぴゅあ 館内も展示などもあるようだが、バスの時間が迫ってきたので、今回はパスした。確認できていないが、松田与一作品などもあるようだ。ちょっと心残りではある。
敷地の南側の植え込みにいたシカとリス。浅井憲一作品か?