彫刻放浪:足立区編・竹ノ塚とその周辺
- ちょっと出遅れたが、今日は竹ノ塚周辺の野外彫刻を観に行ってきた。
- 足立区の野外彫刻 今回の彫刻放浪では、足立彫刻会(足立区にゆかりのある彫刻家の集まりで、足立区展の彫刻部門を担当)の監修した「あだち野外彫刻たんけんマップ」を参照した。このマップなどによると、足立区の野外彫刻は、主に足立区/(財)足立区まちづくり公社が、1989年〜2004年までの間に、野外彫刻コンクールを開催するなどして、区内の各所に設置したもののようだ。
1989 第1回足立区野外彫刻のまちギャラリー
1990 第2回足立区野外彫刻コンクール
1992 第3回足立区野外彫刻コンクール
1993 第4回足立区野外彫刻コンクール
1994 第5回足立区野外彫刻コンクール
1995 第6回足立区野外彫刻コンクール
1996 第7回足立区野外彫刻コンクール
1997 第8回足立区野外彫刻コンクール
1998 第9回足立区野外彫刻コンクール
1999 第10回足立区野外彫刻コンクール
2000 第11回足立区野外彫刻コンクール
2002 第12回足立区野外彫刻コンクール
2004 第13回足立区野外彫刻コンクール
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1989 扇彫刻のある公園
1990−92 竹の塚彫刻の道
1992 足立区国際野外彫刻展
参考:足立区 「彫刻のあるまち足立」の野外彫刻を紹介します あだち野外彫刻たんけんマップ(PDF)表・裏
- 竹の塚彫刻の道 UR都市機構・竹の塚第1団地の西側の歩道に沿って、(財)足立区まちづくり公社により「竹の塚彫刻の道」の名称で、7基の野外彫刻が設置されている。足立区における「彫刻のまちづくり」推進のためのシンボルとして設置されたとのこと。
彫刻は団地沿いに南北に設置されているが、その真ん中、けやき大通りが団地を横断するあたりに、「竹の塚彫刻の道」の名標や説明板などがあった。通りの北側歩道の名標とレリーフ。
通りの南側歩道のレリーフ。
通りの北側にあった説明板。以下、彫刻は観覧順に北から南へと掲載。
島剛《Chimney(煙突)》(1991)
堀内健二《石の風》(1991)
小泉俊己《泉(Fountain)》(1991)
柏木昌《空を眺めながら・・・》(1992)
岡本敦生《地殻より・Eros》(1992)
斎藤史門《創造の箱》(1992)
桑名良知《自我−その確立》(1992
- 島六ふれあい公園
三木勝《創造と夢》(1997)。第8回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。
噴水塔(水、出ていなかったけど。水が出るのは、夏の週末だけかな?)。子ども像など、数体、あしらわれている。作者などは不詳。
真海徳太朗《はばたく》(1984)。台座には「足立区民憲章」が設置されている。また、区制50周年を記念したタイムカプセルにもなっているとのこと(区制100周年にあたる2032年に空けられるとのこと)。
ウルリッヒ・リュックリーム《UNTITLED DOUBLE STELE(無題・二重の石碑)》(1992)。足立区国際野外彫刻展。
元渕江公園・西側の歩道の植え込みにあった石彫。作者などは不詳。
- 足立区総合スポーツセンター
田上盛一《バスケットの天使たち》(1996)。第7回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。
石黒鏘二《勝利のつばさ》(1983.12.14設置)。高砂殿グループ社員大会の寄贈。
- 陣戸川公園
南部治夫《夢》(2002)。第12回足立区野外彫刻コンクール・足立彫刻のまち大賞作品。
- 伊興北の根公園
西村潤《休息する鳥》(2000)。第11回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。
- 大境公園
小林一雄《絆》(1989)。第1回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。
宮澤清日子《いつくしみ》(1993)。第4回足立区野外彫刻コンクール。
遠藤幹彦《遼》(1990)。第1回足立区野外彫刻コンクール・入賞作品。