石山緑地 彫刻放浪:札幌・江別・北広島(1)
- 札幌へ行ってきた。今年最後の北海道(かな?)。
- 5:20発の最寄り始発バスで成田空港に向かう。6:10過ぎにT3に到着。T3のロでおにぎりを仕入れ、そのまま保安検査場を通過して、出発ゲートの161に移動。間もなく搭乗が始まる。今日の飛行機はJetstar GK103便、成田7:00→8:40新千歳の予定。7:10頃、離陸、8:30頃、着陸。まあまあ順調なフライト。後方席で飛行機を降りるのに時間がかかったが、北都交通の8:52発の真駒内方面行きのバスに乗ることができた。1200円(北都交通はSUICA不可)。10:00ちょい前に真駒内駅①に到着。②に10:00発の北海道中央バス・芸術の森センター行きのバスが停車していたので、これに乗車。10分ほどバスに乗って、最初の目的地の石山緑地最寄りの石山東3丁目で下車。230円SUICA。なかなか順調だ。
- 石山緑地は、北ブロックと南ブロックに分かれており、北ブロックは遊具やら、テニスコートやらある、ふつうの公園だが、南ブロックは札幌軟石の採石場のあったところで、その跡をベースに、5人の彫刻家、國松明日香、永野光一、丸山隆、松隈康夫、山谷圭司による造型集団「CINQ」がデザインしたユニークな彫刻空間が広がっている。これまでにも何度か来たことがあるが、まあ、いろいろあって、今一度訪ねた次第。秋に来るのは初めてだしね。以下、北側から順に写真を掲載。
- 《呼吸する門》
- 《スパイラルスプリング》
《スパイラルスプリング》の塔の近くにある「石山緑地」(南ブロック)の立体模型(彫刻?)。案内図になっている。
- 《手つなぎ石》
四阿(1)緑地の南ブロックには、3ヶ所の四阿があり、それぞれに特徴のあるベンチが設置されていた。この四阿のベンチ/椅子の背もたれには「CINQ」の文字があった。
四阿の裏手にあった水飲み場
- 《赤い空の箱》と《沈黙の森》
四阿(2)
- 《ネガティブマウンド》
- 《午後の丘》
四阿(3)
- 北ブロックの彫刻
高松 彫刻放浪:小豆島と高松(8)
- 今日は一日、本降りの雨天との予報なので、彫刻放浪の予定はすっぱりとあきらめ、高松市内の美術館・博物館を回ることに変更する。そのうち、今日の予定はリベンジするつもり。
- 駅前のうどん屋でうどんを食らい、朝食とする。かけうどん(小)とあなご天。
- 高松9:16発のJR高徳線・三本松行きに乗車。次の昭和町で下車。170円。高徳線はSUICA不可。ちなみに高徳線に乗るのははじめて。最初の目的地の高松市歴史資料館は駅から歩いてすぐだった。
- 高松市歴史資料館 常設展、企画展「心を豊かにするデザイン‐讃岐モダンへのあゆみ-」。企画展の会場に置いてあった高松工芸高等学校のコレクションの図録が参考になるなど。
サンクリスタル高松前の、池川直《アルカイックとミネルバ》(2006)。石の彫刻国際シンポジウム2006。サポート企業:有限会社高橋石材。再訪。
- この後の移動はひたすら、雨の中、ひたすら歩く。で、高松工芸高等学校の前を通りかかったので、正門から見える野外彫刻をチェックするなど。ちょっと不審者だったか苦笑 本降りの中、中央公園などを再訪し、丸亀町商店街(アーケード)で、一息ついてから高松市美術館へ向かう。
- 高松市美術館 「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.08/社会を解剖する」、第3期常設展
高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.8 出展作家:碓井ゆい、盛圭太、照沼敦朗、加藤翼、村上慧
香川県ミュージアム横の、高松市立城内中学校閉校記念モニュメント「披雲」(2009.3設置)。制作はアキホ タタ。高松市立城内中学校PTA、高松市立城内中学校同窓会「披雲会」、高松市新塩屋町連合自治会による。再訪。
- 駅のスタバでコーヒー休憩の後、ホテルクレメント17:41発の空港連絡バスに乗車。道が混んでいて、空港まで1時間近くかかる。雨がだいぶ強くなってきた。空港で適当な夕食を適当に食らい、飛行機の搭乗開始を待つ。JALやANAなど、視界不良ため、条件つき運航になる旨、アナウンスしていたが、オレが乗るジェットスターはそんなことは一言も言わない,言わない笑
- ということで、帰りの飛行機は、Jetstar GK418便、高松20:00→21:25成田、使用機材の到着が遅れたため、出発が遅れ、成田には21:40頃、到着。久しぶりにバスではなく、歩きで到着ロビーへ移動。21:55のバスにはぎりぎりで乗られず、結局、22:25発の、終バス。23:30過ぎには無事に帰宅。
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小豆島(7)坂出港 彫刻放浪:小豆島と高松(7)
- 運動公園から最寄りのバス停まで歩き、バスで坂出港に向かう予定だったが、坂出港方面のバスまで30分ほどあるので、結局、歩いてしまう。まあ、バスではあまりわからない醤油の匂いをかいだり、廃墟になったホテル跡などを遠望したり、とそれなりに楽しかったが、いささか、つ、疲れた。
坂出港
北村西望《平和の女神》(1986.4.1設置)。小豆島の北村西望③
小林陸一郎+増田正和+山口牧生(環境造形Q)《八拾八ケ所》(1974)。1968年に小豆島で開催された第1回日本青年彫刻家シンポジウムがきっかけで、環境造形Qが生まれた。
富樫一+酒井信次+土谷武《石の波》(1974.5設置)。採石:内海町福田 清水丁場。協力団体:福当石材事業協同組合。内海町が、1973年の坂手港整備事業竣功を記念し、全国公募により設置。追記(2021.4.29):『土屋武作品集』(美術出版社・1997.12)に、当初の設置の様子を示す写真(ただし、部分)が掲載されていた(P215)。それによると、もっと広びととしたところに大きくつながるように設置されており、現況とはだいぶ違うようだ。
ヤノベケンジ+岡村美紀(絵)《小豆島縁起絵巻》。ナンバリングはされていないが、瀬戸内国際芸術祭作品。
ヤノベケンジ《スター・アンガー》。瀬戸内国際芸術祭2019・sd30。今回は時間切れで、美井戸神社には行かなかった。
ジャンボフェリー・こんぴら2の、ヤノベケンジ《ジャンボ・トラやん》。今回はちゃんと高松東港まで運航したのであった。
- 16:50発のジャンボフェリー、高松東港行きに乗船。700円。18:00過ぎに到着。無料送迎バスで、高松港まで。夕方なので少し道が混んでいた。20分強かかる。買い物をして、駅近くのホテルにチェックイン。
小豆島(5)清見寺と小豆島町役場 彫刻放浪:小豆島と高松(5)
- 清見寺
清見寺本堂
空充秋《六大の掛け橋》(2007)
空充秋《大馬鹿之和》(1999)
田中充樹作品。タイトルなど不詳。
空充秋《愛》(1992)
田中充樹作品。タイトルなど不詳。
空充秋作品。タイトルなど不詳。
空充秋作品。タイトルなど不詳。
田中充樹《うさぎの耳はよくまわる》(1993)
- 小豆島町役場 参考にした「小豆島町 石彫作品」のページによると、このあたりの公共施設や学校などに、石彫作品がいろいろと設置されていたようだが、公共施設の建て替えやら、学校の閉校やらで、観ることができなくなっているものも少なくなかった。例えば、gmで確認できた「小豆島町内海庁舎」、実際に足を運んだら、すでに取り壊され、更地になっており、庁舎前にあるはずの3基の石彫作品なぞ見る影もなかった。これらの作品、どこかに移設なり、されているといいのだが…
フリオ・ゴヤ(アルゼンチン)《自然の恵み》(2018.7.9設置)。作家の寄贈。
「矢穴技法石割り」(2019.5.20設置)。日本遺産認定記念。
JA香川県・内海支店前の石彫。台座に設置されているので、「作品」らしいが、タイトル・作者などは不詳。
小豆島(3)鬼ヶ崎・小豆島オリーブユースホステル・島醸 彫刻放浪:小豆島と高松(3)
- オリーブ公園から坂出港までのルートのところどころで、野外彫刻が設置されているので、結局、歩いて、歩いて、歩くこととした。自転車がベストなのだが、土庄港から坂出港まで行って、そこからフェリーに乗るつもりなので、レンタサイクルはあきらめる(乗り捨てのできるシェアサイクルもあるようだったが…)。
- 鬼ヶ崎
鬼ヶ崎・五輪塔
高橋清《刻》(2001)
- 小豆島オリーブユースホステル
渡辺昭次《女神の坐》(1968)
藤谷憲孝《作品》(1968)
道筋のところどころに、オリーブを描いた敷石があった。
- 島醸 前庭に彫刻が設置されていた。ちょっとお邪魔して、観覧。
北村西望《獅子吼》(1983/1986.5.5設置)。
木村光治作の石彫作品(1975)。タイトルは不詳。
タイトル、作者不詳の石彫
これもタイトル、作者不詳の石彫
箕口博《ちぎり》(1968)
《株式会社島醸 創立者 武部吉次氏像》。制作者などは不詳。島醸は1972年7月創業。
これは道筋にあったライオン像。