かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

「ノート、夢のしるし 石田徹也 展」、「富士山の絵画」(静岡県立美術館)

企画展「ノート、夢のしるし 石田徹也 展」
収蔵品展「富士山の日記念展示 富士山の絵画」

熱海のマックでコーヒー休憩の後、JR各停で静岡へ向かう。予定より早くMOA美術館観覧を終えて、時間に余裕があるので、予定を変更して、静岡県立美術館にも寄ることとして、草薙で下車。雨が強く降っている。バスまでの20分待ちの間に、近くのサンクスでチーズ肉まんとあんまんを食らって昼食とする。安上がりだ。
石田徹也展は、昨年平塚市美術館で同展を観ている。創作ノートとともに、石田の画業を回顧する大規模展。石田作品は、都市生活に追われ、社会に疎外される現代人の悲しみを、画面に自画像を取り込み、場合によっては増殖させることで、深く内面化している。と、思うのだが、今回改めて通覧して、本人は、むしろ、ちょっとシュールで、もっと乾いたナンセンスがやりたかったんじゃないかな、などと。しかし、とうとう画面に増殖する自画像との折り合いがつけられない。
収蔵品展の「富士山の絵画」に、狩野永岳の富士山が出ていた。