かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

彫刻放浪:新百合ヶ丘→町田→狛江→調布→府中

  • 今日のお目当ては、町田市国際版画美術館の「長谷川潔展」と府中市美術館の「へそまがり日本美術」。もともとは別々に行くつもりだったのだが、行けそうな日があまりないので、思い切って、一日で両展とも行くことにした。併せて、沿線の野外彫刻で、気になっていたものを観てくることにしたのだが、朝6時に家を出て、帰ってきたら夜の8:00過ぎだったいう…あ〜う〜笑

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新百合ヶ丘駅・南口ペデストリアンデッキの、山下恒雄《ふるさとの詩》。やっぱり怪作だった。


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新百合ヶ丘・エルミロード入口前の、三坂制《佇》


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川崎市麻生区役所前の、《平和の調べ》(1990.6.8竣工)。制作は小沢勇寿郎。えっ、ユージオだって!?笑 1982年6月8日付でなされた川崎市核兵器廃絶平和都市宣言のモニュメント。


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川崎市麻生区役所裏/麻生文化センター前の、圓鍔元規《明日に》(1982.7.1)。これは予習では気づかなかった作品。

  • 町田 新百合ヶ丘から町田へ小田急で移動。急行で1駅。9:00過ぎに到着。美術館開館まで1時間あるので、前回人が多くて撮れなかった黒川紀章の《シティ・ゲイト》を観に行った。

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町田ターミナルプラザ前ペデ上の、黒川紀章《シティ・ゲイト》(1983.10)。日曜の朝なので、さすがに人はまだ少ない。ということで、なんとか写真が撮れた。

  • 芹が谷公園の野外彫刻 町田市国際版画美術館のある芹が谷公園に、見落としていた平野杏子の作品があることを知り、ついでにこれを観に行く。シーソーの向こうにあった。他の野外彫刻も改めて掲載しておく。

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井上武吉《my sky hole 88-4》(1988)


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高橋清《開かれた宇宙》(1990)


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飯田善国《彫刻噴水 シーソー》(1989.4.15設置)


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平野杏子《トキオコシ》(1990)

  • 町田市国際版画美術館:企画展「長谷川潔展 はるかなる精神の高みへ」、ミニ企画展「浮世絵と百人一首

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  • 狛江 町田から小田急で狛江まで移動。駅前の山本正道作品を観た後、少し歩いた多摩川沿いにある西河原公園に向かうが、道に迷って、だいぶ大回りしてしまった。疲れがどっと出て、もう帰ってしまおうかと思ったのだが、まあ、なんとか、着いた。着いてしまったので、引き続き、彫刻放浪。

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狛江駅北口の、山本正道《たまがわ》(1996.3設置)。万葉歌「多摩川に さらす手作り さらさらに 何ぞこの児の ここだ愛(かな)しき」にちなんだ乙女像。

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西河原公園(西側入口)の、常松大純《TO THE SKY '90》(1990)。タイトルがタイトルだったので、てっきりキーチマンの作品だと思っていたのだが、違っていた。それにしても、張り紙が貼られていたり、電線が這わせられていたり、で、ちょっと残念な状況だった。

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調布市多摩川近く、川に並行して走る桜堤通り沿いの、約1kmの遊歩道に9基の野外彫刻と1基のモニュメントが設置されている。調布市のサイトでは、彫刻のある散歩道として紹介されているが、もともとは、「彫刻のある街づくり」事業として「自然と彫刻との出会い」をテーマに設置されたものとのこと。1991〜94年に設置されたようだ。以下、観覧順(東→西)に掲載。
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平井一嘉《Nymph》(1994)


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鈴木徹《大地の使者》(1994)


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前田忠一《プリアテル(友達)》(1994)


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宮澤光造《童の夢》(1992)


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須藤博志《風のフォルム》(1992)


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調布市「町村制100年・平成元年記念」モニュメント(1989.12設置)。調布市の前身である調布町と神代村の生誕100年を記念し、「すてきにくらしたい・愛と美のまち調布」をテーマに制作されたものだとか。


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天野裕夫《リバイアサン》(1992)


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平山隆也《花の柱》(1992)


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松本雄治《生命の樹と授かりものたち》


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松本憲宜《Harmony》

  • 府中市美術館:企画展「へそまがり日本美術」[前期] 14:30過ぎに府中の森公園に到着。ベンチで、途中のコンビニで買ってきたおやつなどを食らい、少し休憩。だいぶ復活した。公園内の野外彫刻をいくつか再訪してから、美術館へ向かう。始まったばかりだから、それほど混んでいないだろうと思っていたが、けっこうな人気で、だいぶ混んでいた。休日に来たことも何度かあるが、これほど混んでいたのは初めてかも。近世絵画ばかりではなく、近代や現代の作品、アンリ・ルソー三岸好太郎とか、湯村輝彦や蛭子さんとか。それにしても、観たことのない絵が相変わらず多い。長澤蘆雪なんて、初めて観るやつばかりだ。作品がすっかり入れ替わるので、後期展も観に行っちゃうんだろうなあ…

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美術館の喫茶店の入り口付近に初めて観る野外彫刻があった。久保制一《なつ》(1989)。もともとは府中グリーンプラザ(1980年開館の公共ホール)にあった作品で、2018年3月31日の閉館にともない、移設されたとのこと。この他のグリーンプラザの彫刻や絵画なども移設・移管された。>参考:府中市 旧府中グリーンプラザ美術作品の移設について

  • 府中市の野外彫刻 美術館から北府中駅まで歩く。その道筋で、少しずつ探ってきた府中市の野外彫刻を今回もいくつか観て回った。北府中駅まで歩いたので、帰りは北府中から電車に乗る。経路は、最安値ルートということで、北府中→西国分寺荻窪とJRを利用し、荻窪から東京メトロ経由で、最寄りまで戻ってきた。

>参考:府中市美術館 パブリックアート
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府中公園(西側)の、黒川晃彦《木陰にて》(1995設置)


桜通り広場公園の、籔内佐斗司「童々広場」(1996.3)※彫刻のあるまちづくり10(1996.3)
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《走る童子
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《カエル》と《蓮の池》
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《桜の童子
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《こぼすなさま》


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府中市市民プール前の、久保孝雄《少女像》(1956作、1987鋳造)

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中島幹夫《繭のかけ橋》(1994.3)


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北府中公園の、バリー・フラナガン《ロバと象》(1998設置)。タイトル板は破損して失われていた。※彫刻のあるまちづくり13(1998.3)