かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

六本木→大手町

  • ミッドタウンの野外彫刻 サントリー美術館の展覧会を観た後、外に見える芝生広場がきれいだったので、立ち寄ることにした。天気もよく、みんなごろごろねっころがっている。ちょうど何もイベントが開催されていなかったこともあり、フロリアン・クラール作品の写真も撮ることができた。



ロリアン・クラール《Fragment No.5 -caverna lunaris-》(2006)


シラゼー・ハウシャリー&ピップ・ホーン《Bloom》(2006)。こちらもついでに。

  • 国立新美術館経由で、東京メトロ・千代田線で、乃木坂→大手町と移動。新美では、JOJO展とか新制作展とか開催中だったが、今日は素通り。


ニューヨーク市消防本部から寄贈された世界貿易センタービルの鉄骨の一部と鉢植えが入ったケースと、山本正道による森の中の母子像からなる慰霊碑。ケースの上面には、テロで犠牲になった旧富士銀行の方々の名前も書かれている。

  • 大手町プレイスの杉本博と清水九兵衛 ていぱーくこと、逓信総合博物館逓信ビル)跡地が再開発され、大手町プレイスという新しいビジネスエリアになった。逓信総合博物館前(南西角)にあった清水九兵衛作品がどうなったか、気になって、工事中にもかかわらず、何度か立ち寄ってみたりもした。前回来た時は、以前、清水九兵衛作品があったところに、別の作品らしきものが設置されていたのは確認できたのだが、仮囲いがあり、くわしくはわからなかった。今日、また行ってみると、オープンこそしていないが、仮囲いが取れていて、前回見た別の作品は杉本博の作品だとわかった。清水九兵衛作品はもうどこかへ行ってしまったのだろうか? ビルのぐるりを念のため歩いてみる。周囲は遊歩道のようになっていて、少しアーティなベンチなども設置されている。ちょうど反対側、大手町プレイスの北東側に出ると、ちゃんと清水九兵衛作品が立っていた。場所は変わったが、こうして見ることができて、いくぶんほっとした。


杉本博《Mathematical Model 016 SUNDIAL, 2018》(2018)。数学模型シリーズの1つ。タイトル板には数式も書いてあった。


こんな感じ。


見上げたら、ビルの谷間からNTTのアンテナ塔が見えた。



清水九兵衛《陽甲》(1992)

  • NTTデータ大手町ビル(東側)の清水多嘉示作品 ほっとしたところで、所要を済ますべく東京駅に向かおうとしたら、裸婦像が見えた。近づいてみたら、清水多嘉示作品だった。


清水多嘉示《飛躍》(1980.10設置)。少し離れたところに置かれた碑文によると、「日本電信電話公社発足以来の念願であった「すぐつく電話」「すぐつながる電話」の二大目標がここに達成された」記念に、さらならる飛躍・発展を祈念し、その「一里塚」として建立したとのこと。日本電信電話公社現退職者有志による。