- 6:30頃、起床。身仕度をして、1Fで朝食を食べて、そのままチェックアウト。朝食は和定食で、焼き魚、だし巻きなど。ごはんも盛りがよく、豚汁がついた。お腹がいっぱいになる。まず、昨日写真が撮れなかった周辺の彫刻を再訪する。みずほ銀行前の《湖の華》と駅前の《いまこそ未来》の2基の写真を無事に撮る。その後、福山駅から、7:47発福塩線府中行きに乗車。ラッシュというほどでもないが、通学の高校生でいっぱいだった。神辺で8:04発の井原鉄道井原線早雲の里荏原行きに乗り換える。井原には8:19の到着。井原市は県境を越えて、岡山県になる。そうそう、井原は「いばら」と読むのね。早速駅前のキーチマンから観て回る。
- 井原の野外彫刻 井原の野外彫刻は下記リンク先のマップを参考に回った。井原駅前→駅前通り沿い→国道486号線沿い→田中美術館/市民会館/田中苑→総合福祉センター→井原図書館という順に歩き、最後に井原市民病院前から井笠バスカンパニー・笠岡市民病院行き、10:25発のバスに乗った。
>参考:いばら散策 井原の野外彫刻マップ(井原商工会議所青年部制作) 井原市立田中美術館で、紙版のマップも入手できた。
井原駅前の澄川喜一《扇》(1998)。なにやらイベントのための足場が組まれていて、かなり残念なことに。それはそうと、本作も含め、井原にはキーチマンの野外彫刻が4基もあったのであった。実は、それらを観て回るのが、今回の裏テーマだったりして(キーチマン・ツアーその3)笑 井原市は那須与一ゆかりの地ということで、扇、なわけである。後方に立って、丸い穴を覗くと、鏃を模した三角錐の駅舎の一部が見える、という仕掛け。
桜井祐一《はじらい》(1992.5建立)。第44回国画会出品作品。'92ふくやま彫刻プロジェクト。ふくやまアートプロジェクト実行委員会、井原市による設置。協賛:株式会社福山そごう。台座裏に作者の略歴あり。駅前通りを北に進み、最初の交差点の南西側の駐車場に設置されている。
アクティブライフ井原前の、澄川喜一《TO THE SKY》(1994)
井原地域地場産業振興センター前の、千野茂《裸婦》 (1950/1991.8建立)。1950年日本美術院大観賞受賞作。井原市による設置。台座裏に作者の略歴あり。
山縣壽夫《樹》(1986-96)。国道486号線を西に曲がり、最初の交差点の北東にあるポケットパークに設置。
深井隆《遠い記憶》(1996)。今回の彫刻放浪の中では、グッときたものの一つ。《樹》と同じポケットパークに設置してある。
中国銀行井原支店前の、ロダン《青銅時代》。中国銀行創立50周年記念。
- 井原市民会館と田中苑の野外彫刻
井原市民会館前の、澄川喜一《月》(1996/1996.11.10設置)。井原ロータリークラブ創立30周年記念。
井原市民会館横の、山本正道《水辺で '96》(1996)
- 井原市立田中美術館 1F〜3Fまである展示室を、3Fから観覧。3・2Fは平櫛田中作品(他にエントランスにも大型の作品が設置されていた)、1Fは井原市が主管して、2年ごとに選考を行っている平櫛田中賞の受賞作家の作品が展示してあった。観覧料は400円。開館早々のためか、観客はオレ一人でじっくりと観て回ることができた。
井原市立田中美術館前の、金色の《五浦釣人》。ちゃんと釣り竿を持っていた(というか、くくりつけてあった)。
田中苑の、《岡倉天心胸像》
田中苑の、《良寛来》
田中苑の、《西山公》。水戸黄門ですな。なお、田中苑にはもう一つ、《長寿明王》という田中作品があるが、近寄れず、うまく撮れなかったので、掲載は割愛。
井原市総合福祉センター・入口前の、《子守》
井原市立井原図書館前の、《姉ごころ》