かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

北広島 彫刻放浪:北広島、長沼、札幌(1)

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  • バニラエアのバーゲンで格安で航空券が入手できたので、札幌へ行ってきた。彫刻放浪:札幌編の何回目かである。といっても、今回は札幌だけではなく、北広島市と長沼町に立ち寄ってきた。北広島は再訪、長沼は初めて行くところだ。
  • 最寄り5:20発の始発バスで成田空港に向かう。だいたい定時の5:10過ぎに T3に到着。ロでおにぎりを仕入れ、保安検査場を通過して、出発ゲートの150D付近で一寝入り。今日乗るのは、バニラエアJW905便、成田8:00→9:50新千歳の予定。だいたい予定どおりのフライトだった。ここのところ、新千歳行きはジェットスター利用が続いていたので、ANA側の到着ロビーは久しぶりだ。JRの駅に移動して、10:00発の快速エアポートに乗車。なお、今回の旅行では、JR、札幌市営地下鉄JR北海道バス北海道中央バスを利用したが、いずれもSUICA利用可だった。札幌周辺はだいたいSUICA利用で回ることができる。
  • 最初の目的地の、北広島駅で下車。北広島は2回目。前回は駅の西側の、緑葉公園に安田侃作品を観に行き、合わせて駅や駅周辺の野外彫刻を探った。長沼へ向かうバスが北広島駅から出ているので、せっかく北広島駅で下車するのだからと、今回は少し予習をして、改めて野外彫刻を探ることにした次第。まず、駅構内の山本正道作品や北広島市芸術文化ホール/北広島市図書館前の関根伸夫作品、藤原吉志子作品を再訪し、レンタサイクルを借りて、開拓記念公園、北広島東記念館、平和の灯公園などを回った。
  • 北広島市のレンタサイクルは東口の市営駐車場で借りることができた。料金は300円/1日、自転車は変速機つきで、それほど新しくはないがまあまあの乗り心地だった。スタッフの方がとても親切だった。最近はこじゃれた電動機付きで(長時間利用だと、利用料が高く、スマホでの事前登録が必須の)シェアサイクルが増えてきているが、ちょくちょく利用するならともかく、観光で1回きりの利用だと、借り出すときの手続きがめんどうだが(それほどでもないか)、普通のレンタサイクルがずっとありがたい。

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山本正道《「森と少女」(誕生・成長)》(1999)

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関根伸夫《森のゲート》(1998.10)


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藤原吉志子《広野》(1998.10)。

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藤原吉志子《手紙》(1998.10)


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藤原吉志子《少年と犬》(1998.10)


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建物の図書館側の前に藤原吉志子作品3基が据えられている。ところで、前回来た時は、この図書館前の3基の藤原吉志子作品のタイトル板が見つけられなかったが(←ダメじゃん)、ちゃんと台座に付いていた。それほど見つけづらいところでもないのに、なぜ見つけられなかったんだろう? 謎だ。というか、節穴、なだけか苦笑

  • 北広島市開拓記念公園 開拓記念公園は1984年、「ひろしま100年」を記念して、整備された。その際に、もと広島小公園(って、どこ?)にあった庭園木や開村80周年に建てられた《廣島村この地にはじまる》像が移設された。また、公園の正面には、「ひろしま100年」の記念碑「飛躍」とレリーフが設置された。

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廣島村この地にはじまる》(1964.5設置)。広島村開村80周年記念。白セメント像。足下に「M HONDA 64」とあったので、作者は本田明二か。


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公園の中央に設置された「ひろしま100年」記念碑(1984.7.18設置)。作者は不詳。


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《飛躍》


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向かって左側のレリーフ


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向かって右側のレリーフ

  • 北広島東記念館 建物の名称に「土地区画整理事業」を冠しているので、このあたりの土地区画整理事業の完成を記念して建てられたものか。集会所・会議室などの他に、今回は観覧できなかったが、「北広島東記念館郷土資料収蔵室」もあった。

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高橋剛《飛躍》。像足下に、○に剛のサインあり。


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《なかよし》。作者は不詳。

  • 平和の灯公園 1996年の北広島市の市制施行を記念して、広島市平和記念公園の「平和の灯」から分けられた火を灯し続ける記念碑が設置されている。

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《平和の灯》(1996.9.1)

  • 事前にわかっていた野外彫刻/モニュメントの類が見終わったので、駅方面に戻ることにした(何かないかと、市役所などにも立ち寄ったが、特になし)。しばらく、駅周辺などを自転車でふらつき、長沼行きのバスの時間が近づいてきたので、自転車を返却し、駅東口のバス乗り場でバス待ち。

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長沼町行きのバスまで少し時間に余裕があったので、いつも電車の車窓から見て気になっていた石屋製菓北広島工場周辺を自転車で走ってみた。外まで白い恋人たちの匂いがしていた…


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北広島市は「緑のなかに妖精が棲むまち」「妖精と出会える町」を謳っていて、マンホールなどをはじめ、各所で「妖精(エルフィン)」に出会える。これは駅周辺の舗道に埋め込まれたタイル。




つづく