長沼 彫刻放浪:北広島、長沼、札幌(2)
- 北広島駅前から、JR北海道バス・大34 長沼線・長沼温泉行きに乗車。1時間に1本ほど。30分弱で、長沼町役場バス停に到着。410円SUICA。この辺りが、市街地にあたる地区か。長沼町役場→長沼土地改良区記念公園→長沼町民会館と回り、野外彫刻の類を探る。
- 長沼町役場
《吉川鐵之助氏像》(1966)。制作は本田明二。なお、台座の、佐藤昌介による「吉川鉄之助銅像碑文」には「昭和丁丑二月」(昭和12年)の年記があるので、この像は2代目かも知れない。だとすると、初代は戦時中に供出されたのだろう。吉川鉄之助は長沼村の開祖。
- 長沼土地改良区記念公園 長沼土地改良区関連の一連の碑/モニュメントが、この公園に設置されている。
「長沼土地改良区記念公園」名標
本田明二《みのりの像》(1970.9建立)。穀物の束を持つ男性裸像。1959年に始まった長沼土地改良区のかんがい排水事業が1970年に竣工した記念に建立された。
- 長沼町民会館
《姉妹 このこころ 永遠に》(1987.9.12設置)。長沼町開基100年を記念して、姉妹都市の岩手県水沢市(現・奥州市水沢区)より送られた記念碑。製作は水沢鋳物工芸研究会による。
長沼町役場バス停とメインストリート。
- ながぬまコミュニティ公園 市街地からは数キロ離れているので、長沼町役場から再びバスに5分ほど乗って、終点のながぬま温泉の一つ手前の、東庭園前バス停で降りた。170円SUICA。この近くに町立の東庭園という庭園があるそうなので立ち寄ろうと思ったのだが、昨年の台風の影響で閉園していた(再開は未定)。う〜む、残念。続いて、長沼町の本命、ながぬまコミュニティ公園の野外彫刻を観覧する。せっかく温泉があるのだから、ひとっ風呂浴びてくるべきところなのだが、まだ先があるので、適当なところで切り上げてバス停に向かった。
ながぬまコミュニティ公園案内図。目指す3基の野外彫刻は、ふるさと広場に設置されていた。
この鉄橋を渡って、ながぬまコミュニティ公園に入った。
國松明日香《休息する翼−家族》(1994)
川上りえ《Ancient Sun》(1994)
丸山隆《触地座標》(1994)