かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

鹿児島(3) 鹿児島・枕崎[第2日]

  • 6:00頃、いったん起きるが、カーテンを開けてみると、まだ暗い。なので、もう少し寝ていることにした。7:00前に改めて起き出す。身仕度をして、1Fの食堂に朝食を食べに行く。おかずの類は、いろいろとあったが、いずれもあまり美味しくなかったかな。ちょっと残念。いったん6Fの部屋に戻って、一休みしてから、8:00過ぎにチェックアウト。まず、朝の部は、甲突川を少し遡って、鹿児島アリーナのあたりまで歩く。そのあたりの橋の上に野外彫刻が設置されているのだ。高をくくって、あまり予習もせずに適当に歩いたので、川沿いの道に出るまでにちょっと迷いかけるが、まあ大丈夫。甲突川沿いにとぼとぼと歩いて、鹿児島アリーナ前の、旧鹿児島刑務所正門を観覧。続いて、鹿児島アリーナ前にかかる鶴尾橋の橋上にある南安廣の女性像2基を観覧し、もう一つ、上流にかかる護国橋に向かう。この橋にも、竹道久による女性像が2基設置されている。国道3号線を南に少し歩き、東に折れる。5分も歩くと、城西公民館に到着。この前にある女性像を観て、とりあえず彫刻放浪:朝の部は終了。バスで鹿児島中央駅まで戻ろうかとも思ったが、枕崎行きのバスまで1時間ほどもあるので、ぶらぶら歩いていくことにする。甲突川は護岸から川のすぐ近くに降りて、歩くことができる。たいして美しい景色というわけでもないが、川沿いを歩くと、気持ちがいい。

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旧鹿児島刑務所正門。鹿児島県出身の司法技師、山下啓次郎の代表作の一つ。1908年(明治41)竣工。山下啓次郎の孫が、あの山下洋輔で、刑務所ばかりを作っていたじいさんのことを知り、ファミリーヒストリーでもある小説『ドバラダ門』(1990)を書いたのは有名な話。もうずいぶん以前に読んだので、内容はほとんど忘却の彼方だが…

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鶴尾橋(下流側)の、南安廣《翔》(1992.3)

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鶴尾橋(上流側)の、南安廣《風III》(1992.3)


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護国橋(下流側)の、竹道久《ひととき》(1990/1990.3.1設置)


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護国橋(上流側)の、竹道久《想》(1990/1990.3.1設置)


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出会い坂花壇(出会坂通りバス停近く)の、《幸せ運ぶ ちゃっぴー像》(2008.12.7建立)。草牟田通り会による。制作は川畑浩徳。「ほほをなでると幸せになれるよ!!」で、ちゃっぴーって何?


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城西公民館前の、溝口守《帽子》(1982.3/1982.3.31設置)※鹿児島市によるモニュメント建設事業(地元新進作家作品)。


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甲突川の川辺を歩いていると、飛び石橋があったので、渡ってみた。川の真ん中から下流方向を写す。


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こちらは上流方向。