逗子/葉山 彫刻放浪:横須賀→逗子/葉山→横浜(2)
- JR東逗子駅前広場 行きに横須賀に向かう電車の中から駅前に彫刻があるのを見かけた。18きっぷ利用なので、せっかくだからと東逗子駅で下車して、駅前彫刻を観覧。横須賀線は、まあまあ本数が多いから、東逗子で寄り道できた、ということもある。
岩田実《友情》(2003/白御影石)。2003年10月、JR鎌倉駅東口に設置(2016年9月まで。その間、改札口に4年、駅ビル・エントランスに9年間設置されていた)。駅ビル改修に伴い、2017年3月に現在地に移設。友情をテーマにした少年像だから移設できたんだろうなあ、裸婦像だったら、どうなっていたことやら…。
- JR逗子駅前 ということで、次の横須賀線で、逗子まで。逗子からはバスに乗り換え、美術館に向かう。いい天気の日曜日、ということで、とても人が多い。美術館までだいたい20分ほど。車中で、某現代美術家を見かける(どういうわけか、彼、偶然見かけることが多いのである笑 今までに、大分とか、岡山とか、京都とか…)。彼も美術館へ行くようだ。
永井鐵太郎《延清風》(1995.3設置)。タイトル板に「船であり、帆であり、波頭であり、また緑の山であり、すべて逗子を象徴する。」とあった。
- 神奈川県立近代美術館葉山館の野外彫刻 ※印を付したものは、2016年夏に、閉館した鎌倉館から葉山館に移設された作品。
清水九兵衛《BELT》(1978)※
小田襄《円柱の展開》(1983)
中島幹夫《軌 09》(1966)※
李禹煥《項》(1985)
若林奮《地表面の耐久性について》(1975)
ホセイン・ゴルバ《愛の泉》(1993-1997/2004)
保田春彦《地平の幕舎》(1993)
眞板雅文《天地の恵み》(2003)
富樫一《ハーモニーII》(1972)
西雅秋《イノセンス−火》(1991)※
アントニー・ゴームリー《Insider VII》(1998)※
これは作品じゃなくって…
西雅秋《大地の雌型より》(2003-2005)
山口牧生《棒状の石あるいは Cosmic Nucleus》(1976)※
空充秋《揺藻(ゆれも)》(1985)※
木村賢太郎《作品-55》(1961)※
柳原義達《裸婦 座る》(1958)
「石人」(1966複製)※。古墳時代の6世紀後半の、扁平石人の複製(福岡県・岩戸山古墳出土。オリジナルは、現在、大分県日田市に設置)。
彫刻の他にも、鈴木昭男による《「点音」プレート・葉山》(2012)が3点、設置されていた。写真は海辺近くのもので、木の切り株に腰掛けて、耳を澄ます。波の音、木々のざわめき、あるいは、人々の歓声などが聞こえてきた。
- 神奈川県立近代美術館:企画展「堀内正和展 おもしろ楽しい心と形」、コレクション展「モダンなフォルム」。古い図録のセールをしていて、安かったので、つい散財してしまうなど。荷物になるのに…苦笑
「堀内正和展」展示の一部。
今日は天気がよく、美術館の裏手の海岸から富士山が見えた。いくぶん雲にかくれているけど。