横浜 彫刻放浪:横須賀→逗子/葉山→横浜(3)
- 藤沢に行くか、横浜に立ち寄るかで、迷っていたのだが、電車で座れたので、逗子から横浜までそのまま列車で行くことにした。JR横須賀線で30分ほど。電車の中ではうつらうつらと。寝不足が効いてきた。横浜でいったん下車し、駅近くを少し探り、再び電車で関内に移動し、馬車道から県庁、横浜公園、中華街を経て、元町あたりをふらふらとし、一通り目的を果たした後、石川町から帰路についた。さて、今回の、このエリアでのお目当ては、藤原吉志子作品である。
- 横浜周辺の藤原吉志子作品 まず今日観ることができた藤原吉志子作品をまとめて掲載。
藤原吉志子《赤い長靴をはいた猫》(1992)。横浜駅東口駅前広場公衆トイレ(外)に設置。
藤原吉志子《財布をくわえた犬(どうしようかな?)》(1995/1996.2.6設置)。横浜中ユース会議の寄贈。作品集(『藤原吉志子』[ドメス出版・2007.5])掲載の作品リストでは、《コーギー犬の資本主義的慣性について》というタイトルになっている。商工中金横浜ビル(横浜市中区北仲通4-40)前に設置。
元町・谷戸橋公衆トイレ32のスクリーン(1985)。もちろん、男子トイレのみ、ですが… 上が男子トイレ入口上方、下が入ったところの窓についている。
- 馬車道とその他の野外彫刻
街路灯についている「馬車道」名標。
関内ホールの、マルタ・パン《平和 I》(1986)。「平和とは 静かな時と運動からなる絶えざる均衡の追求である マルタ・パン」とあった。
関内ホールの、マルタ・パン《平和 II》(1986)
馬車道・横浜馬車道ビル前の、時計塔、兒玉慎憲《浜の時守》(1988)
馬車道・馬車道スクエアビルの、「日本写真の開祖 写真師・下岡蓮杖顕彰碑」(1987.6設置)。制作は田辺光彰。建立実行委員会による。
馬車道・ルネ横浜馬車道前の、ヴェナンツォ クロチェッティ《CAVALLO》(1975)
横浜第一ビルの、加藤敬將《阿母》(1992)
ここからは、馬車道を離れるが、ニュースパーク/日本新聞博物館前の、《新聞少年の像》(2004.6.5設置)。制作は翁朝盛(複製第1号)。社団法人日本新聞販売協会が創立50周年を記念し、新聞博物館の地に寄贈。
横浜公園の、《リチャード・ヘンリー・ブラントン》(1991)。制作は澄川喜一。R・H・ブラントンは、1968年(明治元)、明治政府の招聘により来日したイギリス人土木技師で、日本沿岸各地に灯台を建設する一方で、滞日中の拠点とした横浜で、日本大通りや横浜公園の設計を行うなど、横浜の近代的なまちづくりに大きな足跡を残した(説明板による)。
横浜元町商店街のウェルカムゲート。「フェニックスアーチ」というらしい。それにしても、元町商店街、防犯カメラがめちゃくちゃ多かったな。
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