江別市情報図書館と野幌グリーンモールなどの野外彫刻 彫刻放浪:札幌→江別[第2日](7)
- 江別は一度野外彫刻の類を探ったことがあるが、野幌で降りたのは初めてのこと。まず、江別市情報図書館を目指し、駅から国道12号線まで歩く。そろそろ昼近く、お腹が空いてきたので、図書館に行く前に、街道沿いで適当な昼食を適当に食べ、それから、改めて図書館に向かう。まっすぐ行けば、駅から図書館まで10分ほどか。
- 江別市情報図書館
タイトルなど不詳のモニュメントと図書館の名標
江別市情報図書館前の、秋山沙走武《陽》(1989)。北門信用金庫の寄贈。北門信用金庫寄贈の具象人物像はこれまでずいぶん観てきたけど、総数はどれくらいあるのだろう?
江別市情報図書館横の、峯孝《Aqua》(1959/2009設置)。個人の寄贈。これはgmで知った作品。小さめの裸婦像。図書館の横が緑地になっていて、そこに設置されている。峯孝が北海道と縁ができたのは、1944年軍需美術美術推進隊に入り、鶴田吾朗を隊長とする一行のメンバーとして、北海道に渡ったのが初めてようだが(1945年に上砂川の坑夫像「敢闘」を推進隊のメンバーとして共同制作している→ここ)、戦後しばらくすると、多くの峯孝作品が北海道各地に設置されていく。今日も、この後、旧町村牧場で2基の彫刻を観ることができた。
図書館の北側、野幌末広町公園の動物像。コアラ、パンダ、ゴリラ、カバたち。
- 野幌グリーモール 野幌グリーンモールは、国道12号線から湯川公園の間、のっぽろ公民館、ガラス工芸館、屯田資料館(旧屯田歩兵第三大隊第二中隊本部)などの施設や緑地を結んだ1km弱の遊歩道で、1995年に開設されたとのこと。遊歩道のところどころに、カリオン、野外彫刻などが設置されている。以下、国道12号線側(南側)から順に掲載。
江別市の経度、緯度、標高を刻んだピラミッド型の碑。エジプトの大ピラミッドを約1/144の縮尺で制作。江別市らしくレンガ製。1993年6月3日(測量の日)に設置。社団法人北海道測量設計業協会、江別測量設計業協会、道央地区測量業協会、札幌理工学院専門学校の寄贈。
西山省一《タイムベル》(1993)。
小石巧《胞》(1994)
永野光一《潜 sen》(1994)
西村栄一《ポプラの詩》(1993)
湯川公園の芝生広場。ここもタンポポの花で覆われていた。