かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

渋川の桑原巨守作品と渋川市美術館・桑原巨守彫刻美術館 彫刻放浪:渋川と前橋(3)

  • 法水寺の参道(階段)下の佛光山法水寺バス停から13:38発・渋川駅行きの関越交通バスに乗車。25分ほど乗って、渋川新町バス停で下車。570円。このあたりは昨年に来た時にも歩いているが(2018.1.7)、今一度、桑原巨守作品を観覧してまわることにした。
  • JR渋川駅 まずは来た時に観覧した渋川駅前の《風と花》を載せておこう。なお、記載の情報は、タイトル板と「市街地彫刻ガイドマップ」を勘案した。「市街地彫刻ガイドマップ」は渋川市美術館 桑原巨守彫刻美術館(以下、市美と略す)によるリーフレットで、市街の桑原巨守作品の設置場所を掲載したマップと、渋川市内に散在するその他の野外彫刻を掲載している。市美で入手した。

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桑原巨守《風と花》(1975/1988.5設置)

  • マロニエ通り(1)・西側 新町五差路から辰巳町西交差点のあいだに、大小の桑原巨守作品が設置されている。「芸術の森ネットワーク」作品が2基、2009年3月と11月に設置された6基の合計8基。以下、観覧順に北から南に掲載。

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桑原巨守《よろこび》(1984/2002.5設置)。協賛:渋川ライオンズクラブ、子持ライオンズクラブ、岡山玉野渋川ライオンズクラブ。「芸術の森ネットワーク」作品。


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桑原巨守《讃太陽》(1983/1987.7設置)。協賛:伊香保町、渋川ロータリークラブ、関東いすゞ自動車(株)。「芸術の森ネットワーク」作品。


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桑原巨守《讃太陽》(1980/2009.3設置)。前掲の同タイトルの作品とは違う作品。なお、後ほど訪ねる渋川市美術館の常設展入口にも別の《讃太陽》(小)があった。


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東和銀行渋川支店の装飾彫刻。


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桑原巨守《出番を待つ踊り子》(1976/2009.3設置)。


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桑原巨守《風と遊ぶ》(1980/2009.11設置)

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桑原巨守《望洋》(1980/2009.11設置)


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桑原巨守《夏》(1969/2009.11設置)


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桑原巨守《蝶》(1990/2009.3設置)

  • 渋川市美術館 桑原巨守彫刻美術館 元群馬銀行の支店を改修・再利用した美術館で、2000年12月の開館。1Fに桑原巨守作品を展示する常設展示室がある。一般200円。小品から代表作までの彫刻作品やデッサンなどが展示されている。石膏原型とブロンズ像を並置したり、ヌード像と着衣像を並置したりしていて、なかなか興味深い。市美の桑原巨守コレクションは、没後、親族から寄贈された作品や資料が中心になっているようだ。展示作のキャプションに鋳造年が記されていたのだが、これは、おそらく、保存や展示のため、毎年少しずつ、寄贈された石膏原型からブロンズ像を鋳造しているのだろう。マロニエ通りの桑原巨守作品のうち、6基が2009年3月と11月に設置されているが、これらも近時鋳造したものの中からセレクトされたのかもしれない(裏、とっていないです)。

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銀行の支店だった建物のせいか、あまり美術館らしくはない外観。