指宿 彫刻放浪:鹿児島(3)
- JR指宿駅前足湯(東口)の家族連れ まず懸案?の足湯の家族連れの像から。
《湯浴み》。作者などは不詳。我が魔道書、木下直之『新股間若衆 せいきの大問題』(新潮社・2017.4)所収、「股間風土記」に掲載されている名作!?
- JR指宿駅西口のモニュメント
《コーリング(Calling)》。作者などは不詳。社団法人指宿青年会議所が20周年記念事業として設置。
- 太平次公園 駅から歩いて20分ほど。あっちへふらふらこっちへふらふらと歩いて行く。何やら整備工事をしていてところどころ関係者以外立入禁止の立て札もあったが、お目当ての像は何とか観ることができた。
五人番のアコウ。説明板によると、錦江湾の出入り口である大渡海岸(通称「五人番」)の崖にあったものが、2004年の台風16号で倒れたため、それを海上を当地まで運搬、植えたもの。樹齢は300年異常で、幹回りは6.4mある。
《第八代 濵﨑太平次像》(1997.7設置)。制作は木佐貫煕(指宿在住)。濵﨑太平次銅像建立実行委員会。 濵﨑太平次(1814-1863)は指宿の海商で、海運・貿易で得た利益を薩摩藩に献上し、幕末期の藩の財政を支えた人物。検索:浜崎太平次
- なお、指宿周辺には、中村晋也制作のものとして、《指宿海軍航空隊基地哀惜の碑》や《岩崎与八郎翁之像》があるが、設置場所が駅からやや遠く、列車の時間もあり、今回は立ち寄らなかった。まあ、次の機会とします。