- 青春18きっぷを使って、東海村と水戸に野外彫刻を観に行ってきた。水戸は何度も行っているが、東海村は初めてのところ。
- 最寄り駅から京葉線・武蔵野線・常磐線と乗り継いで、東海駅には8:15頃、到着。常磐線に乗り換えてからは、寝入ってしまい、目が覚めたら水戸だった。
- JR東海駅には8:15頃、到着。東口周辺で彫刻を探り、茨城交通(バス)の8:30発茨城東病院行きに乗車。予定では10分弱で目的地の阿漕ヶ浦バス停に到着するところをちょうど通勤時間にかち合い、原研前で渋滞につかまり(原研に入る車が一台一台チェックされるため)、少し遅れた。
- 東海村の野外彫刻は、おおよそ①モニュメント系の野外彫刻(「○○周年記念」とか)と、②東海村他が主催した彫刻コンクールの受賞作、③その他、と分類できるだろう。このうちの、②は1990年代に下記の4つの彫刻展(コンクール)が開催され、その受賞作のいくつかが村内の公園や公共施設に設置されている。
東海村ふれあいロード彫刻展 1990年11月3日〜12月2日 東海村ふれあいの森公園周辺
第1回木内克大賞野外彫刻展 1992年4月4日〜5月5日 東海村阿漕ヶ浦公園
第2回木内克大賞野外彫刻展 1995年11月3日〜11月23日 東海村ふれあいの森公園、東海文化センター周辺
第3回木内克大賞野外彫刻展 1998年5月2日〜5月31日 東海村阿漕ヶ浦公園
- 東海駅東口周辺
木内克《エーゲ海に捧ぐ》(1972)。東海村発足40周年記念。
星野健司《ライダー・トリックスター》。以下、本作も含めた4作はタイトル板の形式などから同じ時期の設置と思われる。その時期はいまのところ、?なんだけど…
津野充聡《まつかたち》。駅前大通西側。
森智之《大地の番人》。駅前大通西側。
竹屋修《残像》。筑波銀行東海支店前。
- JR東海駅・自由通路
北沢努《森に棲む2011-13》(2011/2014.3寄贈/ブロンズ、木)。 自由通路の待合室に設置。
時計塔+カリヨン? 作者などは不詳。けっこうかっこいい。自由通路・西口側に設置。
山﨑猛《なかよし》(1988)。自由通路・東口側に設置。
- 阿漕ヶ浦公園 阿漕ヶ浦バス停から歩いてすぐの阿漕ヶ浦公園へ。グラウンドや遊具を整備した公園だが、ここにいくつか野外彫刻が設置してある。まずこれを観覧。以下の4基の他にも、遊具広場にブルーシートを被せた野外彫刻らしきものが1基あった。破損したのか?
高岡典男《Flower》(1998)。第3回木内克大賞野外彫刻展・東海村特別村民賞。第1駐車場に設置。
青野正《舟を造る人びと》(1998)。第3回木内克大賞野外彫刻展・茨城県近代美術館賞。
木内岬《まどろむ》。管理棟前に設置。
戸谷真也《天を乞う者》(1992)。第1回木内克大賞野外彫刻展・東海村芸術振興賞。
倉澤実《円盤上の人物》(1992)。第1回木内克大賞野外彫刻展・茨城新聞社賞。検索:倉沢実
- 東海図書館
田辺宏子《初恋》(1990.12建立)。第一化学薬品株式会社の寄贈。
山﨑猛《文月の女》(1985.8設置)。検索:山崎猛。
松本光司《風の家族》(1995)。第2回木内克大賞野外彫刻展。
- ふれあいの公園
《時のモニュメント》。作者などは不詳。
綿引道郎《詩人−思想の時》(1995)。第2回木内克大賞野外彫刻展・茨城新聞社賞。
池田宗弘《旅人(夏)》(1995)。第2回木内克大賞野外彫刻展・木内克大賞。
三木俊治《行列》(1990)。東海村ふれあいロード彫刻展・大賞。
牛尾啓三《空間のメヴィウス》(1990)。東海村ふれあいロード彫刻展・特別賞(茨城新聞社賞)。
梅原正夫《トロイメライ》。三菱原子燃料株式会社が創立20周年を記念して寄贈。
津野充聡《WIND−風、方向、呼吸−》(1990)。東海村ふれあいロード彫刻展・ふれあい彫刻賞。
- 東海文化センター
文化センターの名標。後方から撮ったので、名標のところが写っていないですが…
荻野弘一《電車ごっこ》。タイトル板なし。
- 舟石川コミュニティセンター
濵野邦昭《緑の風》(1995)。第2回木内克大賞野外彫刻展・東海村芸術振興賞。検索:浜野邦昭
土井宏二《雲のかかる街》(1998)。第3回木内克大賞野外彫刻展・茨城新聞社賞。
- 東海村役場
伊藤隆道《ソーラーモニュメント「エネルギー・太陽からも」》(1997)
嶋崎達哉《夏の夜空》(1992)。第1回木内克大賞野外彫刻展・木内克大賞。
山﨑猛《はらから》(1960)