- さて、いよいよ次はあじ竜王山公園である。県道36号・高松牟礼線を少し引き返し、橋を渡ったところで、山方向に折れる。途中にあるあじの里(老人ホーム)までは、ママチャリでも大丈夫、なんとか上がってこれる。あじの里の近くに、あじ竜王山公園まで1.6kmの看板があり、距離の目安がついた。ここからはつづら折りを自転車を押して、歩いて上る(ところどころ自転車に乗ったが、ほとんどは歩いた)。天気がいいのはありがたいが、あ、暑い。小休止を挟みつつ、30分弱、えっちらおっちらと上がり、公園まで300mの看板にたどり着く。ここで、写真を撮って、一休みしていたら、公園の方からさっと1台の自転車が走り降りてきた。オレみたいなすっぴんのママチャリ、なんてことはなく、山岳レース仕様だったな。こんにちは、と挨拶されたので、挨拶を返すが、その間もなく、あっという間に、山岳レーサーは降りていった。さて、もうひとがんばり、と上っていくと、公園のゲートに着いた。やっと上りも終わりかな、と思ったら、このゲートから駐車場までまだ500mもあった… このがっかり感がけっこうこたえた笑 ということで、今回の最大の目的であるあじ竜王山公園になんとかたどり着く。が、力尽きた。自販で冷たいポカリを買って、日陰で休憩。まずは休憩…
公園まであと300mの看板、と、流星号マークII。昨日の流星号もがんばってくれたが、今日の流星号もずいぶんと走ってくれたのであった。よしよし。
ちょっとおしゃれな公園のウェルカムゲート? でも、ここから、まだ500m、上らなくてはならないのであった笑
- あじ竜王山公園 この公園は、竜王山の山頂にある公園で、瀬戸内海の絶景が素晴らしい。この他にも、多くの野外彫刻やアート作品でもある展望台などが設置されている。2006年から整備が始まり、2016年4月20日にオープンした。野外彫刻はだいたい3ヶ所にまとめて設置されている。駐車場寄りから言うと、彫刻広場、合併記念広場、彫刻の森の3ヶ所。石フェスの本制作作品の大型彫刻3基をはじめ、石フェスのコンクール応募作やその他の作品が設置されている。
- 彫刻広場
82中岡慎太郎《セレナード》(1991)。第2回招待。制作協力:牟礼石材(株)。
渡辺行夫《空体》(2000)。第5回コンクール、牟礼町長賞。応募作をそのまま設置(大型化/実物制作はしていない)。
東光司《刻まれた風景2006》(2006)。第7回コンクール、奨励賞。応募作をそのまま設置(大型化/実物制作はしていない)。
櫻井壽人《passage'94-3 光と風のボルダリングストーン》(1994)。第3回コンクール、牟礼町議会議長賞。応募作をそのまま設置(大型化/実物制作はしていない)。検索:桜井寿人。
太田明甫《石の音(石のさとオーケストラ)》
岡田憲一《風》(2017.3)
アキホ タタ《Fantasiaからのメッセージ・ブギウギ》。第5回コンクール、牟礼町議会議長賞。応募作をそのまま設置(大型化/実物制作はしていない)。追記(2019.11.14):未見だか、高松市牟礼総合センターにあるものが大型化/実物にあたるようだ。gmで見られる。 追記(2020.1.20):別作品でした(→ここ)。
岩本幸三《遺跡の球体》
林大作《“母音”》(2006)。第7回コンクール、奨励賞。
81速水史朗《出会いの門》(1988)。第1回招待作家。制作協力:(株)和泉屋石材店(石のアトリエ)。
高岡典男《LOVING A CUBE》
牛尾啓三《メビウス−弾−》
83井上麦《地表より−水の塔 pagoda of water》(2000)。第5回招待作家。制作協力:(株)石の店山田。
堤一彦《記憶の中の風》
佐光庸行《時の層》
田中毅《動物アイランド(ふんころがし)》
上には、木の実を咥えた鳥が1羽止まっていた。
実は日時計。くちばしの先が、11:00を少し過ぎたあたりを指している。
- 休憩したり、彫刻を観たり、景色を楽しんだり、いい時間を過ごすことができた。ということで、ぼちぼちと山を下ることにした。では、スタート、って、5分もかからないうちに、あじの里あたりまで、降りてきて、もう数分自転車を走らせると、県道の高松牟礼線に出た。あんなに苦労して上がったのに、下りは5分かよ、って気がしないでもないが笑、まあ、いいか…