かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

高松市(1)香南 彫刻放浪:高松・多度津・丸亀、宇多津(1)

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  • 香川に行ってきた。前回、雨で行けなかった多度津や丸亀の野外彫刻を改めて探りに行くことと高松の野外彫刻の補遺編が今回のお目当て。両日ともまずまずの天気で、楽しく彫刻放浪することができた。よしよし。
  • 最寄り5:20発のバスで成田空港に向かう。1時間ほど揺られて、オンタイムで成田空港T3に到着。ロで朝食用におにぎりを買って、保安検査場を通過する。T3の保安検査、ここのところ、来る度になんか様子が違っている。前回は全員厳重にボディチェックされたし、今回は設備が変わっていた。まあ、いいんだけど。出発ゲートの171付近に移動して、搭乗時間まで一眠り。
  • 本日搭乗したのは、Jetstar GK411便、成田7:55→高松9:25の予定。7:35からバス移動+搭乗が始まり、8:00過ぎに離陸、9:15頃着陸、定時の9:25頃、到着ロビーに出ることができた。ほぼオンタイム。
  • 高松空港から香南へ 初日は高松・補遺編、ということで、これまで行きそびれていた香南地区の野外彫刻をまず探る。空港から高根通りをひたすら北に向かって歩く。約3km、30分ほど歩いて、さぬき新道との交差点に行き当たる。交差点の少し手前に、神社があり、ここに銅像が見えたので、ちょっと立ち寄ってみる。像は、《友安三冬像》で、制作したのは矢野秀徳だった。今回の旅行では、速水史朗と並んで、この矢野秀徳の作品も多く観たのであった。交差点を東に折れ、少し歩いて、高松市香南支所に到着。このあたりから野外彫刻を探る。高松市香南支所→高松市香南歴史民俗郷土館→国道193号線・香川町川東下交差点付近→香南図書館と回り、竜満池バス停から11:25発のJR高松駅行きのバスに乗った。40分強で、瓦町バス停に到着。660円SUICA。そういえば、今回の旅行ではSUICAなどの電子マネーばかり使い、ほとんど現金は使わなかったな。

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イサム・ノグチ《time and space》(1989.11設置)。横を通ったので、今回もこれから。

  • 冠纓神社 通りかかったら、「銅像」が見えたので、立ち寄ってみた。なんでも香川県有数のパワースポットだとか。

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冠纓神社・虚実門。かっけーネーミングだなと。


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《友安三冬像》(1990.10建立)。制作は矢野秀徳。友安三冬(1788-1862)は香川出身の国学者で、9代高松藩主、松平頼恕(よりひろ)の侍講を務めた。友安三冬の曾孫の寄贈。裏参道の駐車場に設置。矢野秀徳(1907-1996)は、丸亀市生まれの彫刻家。北村西望に師事。主に帝展・文展日展で活動。


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本間広基《響きあう時間》(2006)。サポート企業:有限会社村井重友石材店。第7回石のさとフェスティバル・石の彫刻国際シンポジウム2006・招待作家。

  • 高松市香南歴史民俗郷土館 常設展示は、ため池と稲作に関するものが中心で、昔の農具などを展示していた。観覧は無料。由佐城を復元?した建物で、図書館が併設されていた。
  • 次は、香川町川東下交差点から国道193号線を少し南に下ったところ、香川交番の道を挟んで対面あたりの花壇に設置されている田中等作品を観覧する。JR高松→高松空港シャトルバスのルートなので、車窓から何度も見かけてはいたのだが、実際に来たのは初めて。少しオーバーだが、ようやく念願かなった笑

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田中等《再生》(1997)。第12回国民文化祭・かがわ'97・第4回「石のフェスティバル」石の彫刻コンクール・香川県知事賞。審査を受けたマケットが香川図書館に設置されていた(後掲)。

  • 高松市香川図書館 龍満池のほとり。駐車場の植え込みに2基の野外彫刻が設置されていた。

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崔鍾杰《歴史の痕迹》(2006)。サポート企業:(株)マルシンオオタ。第7回石のさとフェスティバル・石の彫刻国際シンポジウム2006・招待作家。



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田中均《再生》(マケット)(1997)。第12回国民文化祭・かがわ'97・第4回「石のフェスティバル」石の彫刻コンクール・香川県知事賞。


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龍満池。池の真ん中の小島に神社があり、岸から参道が伸びている。参道には燈籠が置かれ、桜並木になっていて、竜桜公園と呼ばれている。


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竜満池バス停。ここからバスに乗って、塩江街道を北上して、高松市街に移動。


つづく