かけらを集める(仮)。

日記/旅行記+メモ帳+備忘録、みたいなものです。

春日山と直江津 彫刻放浪:長野・上越・長岡(5)

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  • 6:00過ぎに起床。外を見ると、夜の間にけっこう雨が降ったようだが、いまは止んでいる。身仕度を済ませ、準備しておいた朝食を食べ、テレビでニュースなどを見る。柏崎やら、出雲崎やらでは、どうも大雨警報が出ている。う~む、どうしようか?
  • 上越文化会館 7:30前にチェックアウトし、ホテルのすぐ近くにある上越文化会館に向かう。実は昨日も立ち寄ったのだが、日が暮れてしまったので、今朝、あらためて訪ねた次第。会館前の広場に設置されている千野茂作品を観覧。上越文化会館のロビーには、峯田敏郎制作の《上杉謙信公》騎馬像が設置されている(北陸新幹線上越妙高駅前に設置されているブロンズ像の、木像原型)。まだ早い時間なので、ロビーには入れないが、外からちらりと観覧することはできた。この後、上越市役所や上越市総合体育館の周囲なども探ったが、特に「獲物」はなし。

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千野茂《豊穣》(1981.11)。上越市発足10周年記念。ちなみに、上越市は1971年4月29日に高田市と直江津市が新設合併して発足した。

  • 直江津港 上越市役所入口バス停8:17発予定の、頸城自動車バス・上越大通り線に乗車。少し遅れてきた。直江津港には、8:50過ぎに到着。340円。以下、直江津港平和記念公園直江津船見公園→海浜公園→直江津駅と、野外彫刻・モニュメントの類を見て歩く。平和記念公園あたりから、雨が強く降り出し、いささか難渋するなど。駅に戻ってきたら、だいぶ小降りになった。今日は、一日、こんな感じの天気だった。なお、時間の都合で、水族館周辺を割愛したが、ここにもペンギンちゃんなど、いくつか彫刻があった模様。

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田辺光彰《直江津》(1988.6設置)。製作協力:日本ステンレス(株)直江津製造所。直江津ロータリークラブの寄贈。

  • 平和記念公園 1995年10月、直江津捕虜収容所跡地に整備された公園。2000年4月には一角に平和記念公園展示館が開館さた(今回は時間が早かったせいもあり、観覧できなかった)。

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平和記念公園 案内板

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「波の旅人像」(1995.10設置)。制作は岡本銕二。波形の「平和記念公園」名標を台座にしている。


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「東京俘虜収容所第四分所(直江津捕虜収容所)跡」碑


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「平和友好像」(1995.10.8設置)。制作は岡本銕二。直江津捕虜収容所の平和友好祈念像を建てる会による。


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平和記念公園展示館前の、コアラ像。これは以前どこかの公園で観たことがある。


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関川の河口を望む。

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「安寿姫と厨子王丸の供養塔」


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直江津銀行(明治期建築、1920年現在地に移設)の現・ライオン像のある館前の、ライオン像。


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直江津船見公園の、人魚像。1991年3月、小川未明の童話「赤い蝋燭と人魚」にちなんで建立されたもの。作者は不詳。直江津港湾事務所、上越市による。


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海浜公園の、「平和塔」(1960.9設置)。作者は不詳(像足下に「TUBARI」のサイン) 。直江津平和塔建設会による。台座裏面に「民主社会と福祉国家建設のため明治大正昭和の三代に亘り困難災禍のため尊い犠牲となられた方々の霊を顕彰し永久平和を祈念する」とある。

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直江津駅北口の、「森光子「放浪記」記念碑」(2011.11.23設置)。制作チームは、碑デザイン・ブロンズ像制作:岡本銕二、石工:横尾石材。林芙美子原作、森光子主演の舞台「放浪記」の2000回上演、森光子の国民栄誉賞受賞を記念して、「放浪記」ゆかりの直江津に立てられた記念碑。市民の寄付と上越市地域活動支援事業費によって建立。


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直江津駅北口の、岡本銕二《潮騒》。


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直江津駅北口の、峯田敏郎《L第1防波堤》(1990/2000.10設置)


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直江津駅南口のモニュメント風街灯。


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直江津駅南口の、岡本銕二《夕映えのエチュード》(2008.3設置)。直江津ロータリークラブが創立50周年を記念して設置。


つづく
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上越教育大学 彫刻放浪:長野・上越・長岡(4)

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  • 高田公園入口バス停から、頸城自動車・教育大学線・直江津行き16:26発(10分ぐらい遅れてやってきたので、実際は35、6分頃発)のバスに乗車。小型バスだった。20分強で、教育大学バス停に到着。あれれ、思ったのとバス停の場所が違った。大丈夫か? と、ちょっと慌てたが、ありがたいことに、バス停にバス停の位置を示す地図があり、これで目的地までの道筋がわかった。だいたい10分ぐらいで、到着。バスを降りたくらいから、雨が本降りなったのには、まいった。
  • 上越教育大学(山屋敷地区キャンパス)の、県道63号線から上越教育大学のキャンパスに続くメインアプローチが、今回の目的地。メインアプローチは、タセコイアの並木道で、この道の両側に野外彫刻が設置されている。タイトル板はそれぞれ付いていたが、破損しているものもあり、また、掲載していないが、台座のみしか残っていないものも2,3あった。ちょっとメンテがなあ… ここは、教育大なので、もちろん美術教育のコースもあり、彫刻担当の教員も配置されている。例えば、峯田敏郎が1986年~96年まで教授として勤務している(97年〜、名誉教授)。下記掲載のもの以外にも、キャンパス内に野外彫刻が設置されているようだが、事前の予習が行き届かず、今回は観ていない。ちょっと心残り…

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松尾大介《ポケットいっぱい》(2009)


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松田大《ささげる》(2008)


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岡美江《風景の言葉-my rest space-》(2003)


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藤井俊《そらとだいちのあいだ》(2008)


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峯田敏郎《記念撮影−遠い日の風音−》 ※タイトル板破損のため、間違っているかも。


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作者・タイトルなど不明 ※タイトル板なし


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藤田英樹《ふくのとう》(2009)


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作者・タイトルなど不明 ※タイトル板破損


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山田実穂《河馬の実》(2001)


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稲生弘志《幸せしかない場所》(2005)


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格田楽吐《生・命》(2009)


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岩元貴行《標》(1998)


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山田実穂《ヒポ》(2000)


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稲生弘志《私とあなたとさざ波と》(2000)


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花田嘉雄《斧》(1999)

  • 次に、春日山城方面を少し探ってから(謙信像が2基ある)、ホテルに向かうつもりだったが、雨降りの上、だいぶ暗くなってきたので、春日山城周辺の探索はあきらめて、ホテルに向かうことにした。県道63号線を北へ向かって歩き、途中、食料などを仕入れて、ホテルまで歩く。いろいろと寄り道したので、30分ほどか。直江津に泊まるか、春日山に泊まるかで、少し迷ったのだが、春日山から直江津港まで行くバスがあることを知り、春日山に宿泊することにした。今回も(いつものごとく笑)格安ホテルに宿泊したのだが、久しぶりに大外れだった。Wi-Fiの電波も弱く、氷ももらえないし、風呂の栓を抜いたら、あっというまに配水管から水が溢れて、なんかじめじめする。やむなく、天気予報をチェックして、早々に寝た。天気は、やはりあまり思わしくなさそうだった。


つづく
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高田(2)高田公園・ブロンズプロムナード、他 彫刻放浪:長野・上越・長岡(3)

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ブロンズプロムナード 案内板


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峯孝《出》(1969/1984.8.1建立)。バレリーナが「出」を前にトゥシューズに紐を結び直している。


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戸張幸男《明》(1963/1982.9.26建立)


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滝川毘堂《旭光》(1975/1982.9.26建立)


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小池藤雄《蒼い空》(1977/1982.9.26建立)


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岩野勇三《BALANCE》(1973/1982.9.26建立) ※台座には「1970」とあったが、1973が正しいようだ。


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千野茂《フォーム》(1974/1982.9.26建立)


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堀内正和《はてなの蕚(ウテナ)》(1973/1983.6.29建立)


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柳原義達《道標 鴉》(1978/1983.6.29建立)


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岡本銕二《なぎさ》(1986/1993.10.30建立)


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舟越保武《LOLA》(1980/1983.6.29建立)


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佐藤忠良《演技生》(1963/1983.6.29建立)


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建畠覚造《DISK》(1983/1983.6.29建立)


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向井良吉《流木の渚のジャコメッティ》(1982/1984.8.1建立)


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峯田敏郎《西風の防波堤》(1988/1988.9.26建立)


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土谷武《蝉》(1984/1984.8.1建立)

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澄川喜一《そりのあるかたち"84"》(1984

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  • 上越市歴史博物館 多少時間もあるので、上越市歴史博物館の展示を観ていくことにした。戦国時代以降の上越の歴史や生活文化/民俗に関する常設展示の他、2008年のリニューアル開館から1周年を記念した企画展「上越の寺社と徳川の城・高田」が開催されていた。500円。1Fと屋上の展望デッキは無料。あまり2階建ての建物で、あまり高くはないが、展望デッキの360°の展望はなかなかよかった。博物館の南側に、小林古径記念美術館と移築・復元された小林古径邸があるが、現在、リニューアル/修復中で、観ることはできなかった。

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内堀を隔てて、復元された高田城三十櫓を眺める。

つづく
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高田(1)高田公園・岩野勇三ブロンズコーナー、他 彫刻放浪:長野・上越・長岡(2

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  • 北長野11:24→12:02妙高高原12:06→12:45高田と、しなの鉄道北しなの線妙高はねうまラインを乗り継いで、移動。1330円。駅から高田公園までは歩いて移動。途中、コンビニでちょっと腹拵え。雨は、今のところ降っていない。このあたり、さすが豪雪地帯だけあって、駅周辺の通りには雁木もあり、雨が降っても、あまり雨の心配はしなくてもいいかも。
  • 高田公園に向かう途中、高田まちかど交流館に立ち寄る。ここの2F・展示室に、峯田敏郎が上越市に寄贈した彫刻作品が常設展示されている。木彫作品と小さめのブロンズ作品など(展示室以外、1Fにも2点ほど、置かれていた)。
  • 高田公園 高田公園は近世の高田城の跡に造られた公園で、現在は復元された高田城三十櫓の他に、博物館、図書館などの文化施設や、陸上競技場や野球場などのスポーツ施設の他、ブロンズ像を設置した遊歩道などがある。今回、ここを訪れたいちばんの目的が、公園に配置された多くの野外彫刻で、①岩野勇三ブロンズコーナー、②ブロンズプロムナード、③その他、に大まかに分類できる。①は旧・高田市出身(現・上越市)出身の彫刻家、岩野勇三の作品、10基を設置した一角で、ちょっとした岩野勇三野外彫刻博物館の趣きがある(②のブロンズプロムナードにも岩野勇三作品が1基ある。正式には、岩野勇三ブロンズコーナーもブロンズプロムナードに含まれるようだが、ここでは分けておく)。②のブロンズプロムナードは、外堀の西堀沿いに、16基の野外彫刻が設置されている遊歩道で、主に1982~84年に設置されている。新制作協会の彫刻家の作品が多い(後に1988年に峯田敏郎(国画会)作品が設置されている)。 ③のその他は、今回はほとんど掲載しないが、主に高田にゆかりのある名士の胸像の類である。

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高田公園 案内図(地図の上方が南)


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公園名標と時計台 この奧が噴水広場になっている。


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噴水広場の、古川悟《雪月花(花好月円人寿》(1985)

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岩野勇三ブロンズコーナーの名標。岩野勇三(1931-1987)は高田市(現・上越市)出身の彫刻家、大学教員(東京造形大学)。佐藤忠良に師事し、主に新制作協会で活動。


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岩野勇三ブロンズコーナー 案内板。表面が焼けて、色が薄くなっていた。


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遊歩道の周囲に、10基の岩野勇三作品が設置されている。主に子ども像と女性像。


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岩野勇三《吹雪》(1968)


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岩野勇三《りか》(1984


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岩野勇三《那有》(1983)


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岩野勇三《ゆき》(1977)


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岩野勇三《はぐれっ子》(1983)


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岩野勇三《けしとあさこ》(1969)


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岩野勇三《わかば》(1983)


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岩野勇三《まつり》(1980)


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岩野勇三《みどり》(1985)


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岩野勇三《おまんた》(1976)


つづく
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長野 彫刻放浪:長野・上越・長岡(1)

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  • 長野、上越、長岡と回ってきた。相変わらずの彫刻放浪である。天気予報では、あまり天気がよくないとのことで、ちょっと落ち着かない気分での出発となった。初日こそあまり雨にたたられなかったが、2日目は天気予報どおり、(激しく)降ったり、止んだりの天気となり、結局、最後の目的地の出雲崎はあきらめて、予定を変更して、長岡に行くこととなった。ちょっと心残りではあるが、大雨警報が出ていたこともあり、室内ならともかく、さすがに野外をうろうろと歩き回る気にはなれなかった。まあ、そんなこんなで、予定どおりとはいかなかったが、それなりにたくさんの野外彫刻には出会うことができ、まあまあ楽しい旅ではあった。
  • では、はじまり、はじまり。最寄り5:15発の電車で東京駅まで。東京駅で少し時間があるので、この時間を利用して、東京駅構内・中央コンコースの八重洲寄りに設置してある圓鍔勝三作品を観覧。何度も観ている作品だが、何時行っても人が多くて、写真を撮るどころじゃないので、これをチャンスと行ってみた次第。朝食がまだだったので、この後、キヨスクで適当な朝食を買いだし、適当に食らうなど。今日は、まず新幹線で長野まで行く。東京6:52発のあさま601号に乗車。えきねっとでトク35で購入した。長野駅には定刻どおり、8:38に到着。

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圓鍔勝三《仲間》(1953)。木彫作品。東京駅中央コンコースの八重洲寄り、エレベーターの背後に設置されている。

  • 長野駅権堂駅 長野駅周辺の野外彫刻をいくつか観て回ることにした。まず、長野大通りを歩き、前回見落とした井田勝己作品を目指す。もちろん、せっかくなおで、通り沿いの作品群も再訪する(再訪の作品もいくつか写真を掲載。なお、前回の長野市内の彫刻放浪はここ)。その後、時間のある限り、中央通り~県庁前通り周辺の前回は行けなかった野外彫刻を観て回った。この他に、もう数基の野外彫刻を観るつもりだったが、時間切れで、その後、権堂駅に出る。見残した作品については次回を期したい。

>参考:長野市 長野市の野外彫刻 >参考:長野市 野外彫刻ガイドマップ(PDF)
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長野駅善光寺口前の、《如是姫像》(1953.10再建・設置/2015.3現在地へ移設)。制作は佐々木大樹。現在の《如是姫像》は2代目で、初代像は1908年10月に善光寺護摩堂前に信者の寄進により設置された。制作は竹内久一。1936年12月、善光寺ご開帳を機に、長野駅が仏閣型に改築され、それに合わせ、駅前広場に移設。1944年2月、例によって、台座を残し、供出。戦後、1953年に信者の募金などにより再建され、現在に至る

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初代《如是姫像》の台座。これまでの経緯などが記されている。


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OZ、尾頭、山口佳祐《光輝》(2015.3.1設置)。長野ロータリークラブ、長野東ロータリークラブ、長野南ロータリークラブ、長野北ロータリークラブ、長野西ロータリークラブ、長野北東ロータリークラブ南千歳町、共同組合長野駅前商店会の寄贈。長野駅善光寺口(沢屋ビル前)に設置。


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北郷悟《蒼い山》(2014.3設置)。第40回長野市野外彫刻賞受賞作品。再訪。


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村中保彦《工事現場》(2012.3設置)。第38回長野市野外彫刻賞受賞作品。3基1組の作品。再訪。


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井田勝己《月に向かって進め》(2013.2設置)。第39回長野市野外彫刻賞受賞作品。設置場所は長野市役所前交差点の北東側。


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上千歳広場の、原透《時間塊7》(2009.3設置)。第35回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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TOiGO広場の、速水史朗《A-UN》(2006.9設置)。第33回長野市野外彫刻賞受賞作品。再訪。


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長野県農協会館/アクティーホール前の、日高頼子《春》(1988.10設置)。第16回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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信濃毎日新聞社前の、高橋清《波と貝から与えられたフォルム》(1986.11設置)。第14回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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同じく、信濃毎日新聞社前にあったオブジェ。作者などは不詳(タイトル板がなかった)。


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長野県庁前広場の、高野佳昌《若い女》(1987.11設置)。第15回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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長野県労働金庫前の、広井力《風》(1991.11設置)。第19回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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権堂広場の「権堂町勢獅子」

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信濃吉田駅南口の、曽我孝司《重力質−Floating Rain’98》。第26回長野市野外彫刻賞受賞作品(平成10年度)。タイトル板が見当たらなかった(植え込みに隠れていたか?)。


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北長野駅横断地下道南側広場(中越北広場)の、藤原吉志子《月を盗む》(1993.11設置)。第21回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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辰巳公園の、《溢れる命》(2000.10)。吉田地区市制100周年記念事業実行委員会による。製作は、田畑功(原型制作)、富山県高岡市(株)織田幸銅器。


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二口金一《北の母子》(1989.11設置)。第17回長野市野外彫刻賞受賞作品。


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辰巳公園の辰巳池。野鳥が飛来するようで、観察場所が設置されていた。


つづく

茨城大学、その他 彫刻放浪:高萩・水戸(5)

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  • 高萩駅13:32発の水戸行きに乗車。14:17の定時に水戸駅に到着。車中では、ぐっすりと寝入ってしまった。思ったよりも、水戸に早くたどり着いたので、未見の水戸の野外彫刻を少し探ることにした。せっかく天気もいいので、レンタサイクルを利用することにした。水戸のレンタサイクルは、水戸駅北口、水戸駅南口、千波湖・桜川の3ヶ所あり、今回は、水戸駅北口レンタサイクルを利用する。水戸駅北口の地下駐輪場で、受付を済ませ、自転車を借り出す。自転車は電動自転車で、とても乗り心地がよかった。スタッフもとても親切で、いい感じだ。9:00〜18:00の利用で、500円/日。
  • 茨城大学・水戸キャンパス まずは茨城大学の水戸キャンパスを目指す。水戸駅を出発して、30分弱で到着。正面入口を入ったところに、図書館があり、その前の芝地と左側の小公園風の場所にいくつか野外彫刻があった。茨城大学教育学部に美術教育の専修があり、彫刻の教員も配置されている。ということで、教員・元教員(後藤末吉や山﨑猛)や卒業生(能島征二や六﨑敏光)による作品が設置されていた次第。検索:山崎猛、六崎敏光

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後藤末吉《覇者》(2002.12設置)。茨城大学による。


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能島征二《フローラ −花の女神−》(2019.5設置)。茨城大学創立70周年を記念して、卒業生と彫刻家の寄贈により建立。


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山﨑猛《愛》(1990/1995.5.31建立)。茨城大学による。


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六﨑敏光《であい》(1990)


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後藤末吉《青春》(1990/1990.5 設置)


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作者・タイトルなど不詳の石彫女性像

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常陸山谷右衛門像》(1989.7.30設置)。制作は山﨑猛。

  • 末広2丁目バス停前・三角広場 前回も立ち寄ったが、水戸芸術館へ向かう通り道だったので、今回も立ち寄った次第。

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小森邦夫《若い力》(1964.7.31建立)。新修道路開通記念。

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藤代範夫《トミー Tommy》。制作は羽黒石材工業(株)。


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河口洋一郎《Bucco(宙蝶)》。制作は(株)想石。


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ヤン・バイトリク(ポーランド)《クジラ》。制作は(有)塩幡石材工業。


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永井一史《ミットン mitton》。制作は(有)田守石材店。


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浅賀正治《梅の香り》(2013)

  • 水戸駅北口のペデ 水戸芸術館を後にし、水戸駅に向かう。17:30頃、北口地下駐輪場で自転車を返却し、最後に北口ペデストリアンデッキ上の彫刻をチェック。北口ペデ上の水戸黄門・助さん・格さんの像とファミマ前の《さわらび》は知っていたが、下記掲載の《牧神》は今日はじめて知った。ここあまり通りかからなかったからなあ。交通安全の祈念像です。

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小鹿尚久《牧神》。茨城県交通安全協会の寄贈。

  • ということで、本日の予定は終了。少し早いが、駅近くで適当な夕食を適当に食らい、帰路につく。水戸→柏→新松戸→南分橋→最寄りと、行きと同じく常磐線武蔵野線京葉線を乗り継いで、21:00前には無事に帰宅したのであった。
  • 今日は、いかにも「山﨑猛」特集という感じだったが、最後にもう1作。前回水戸に来た時に撮った写真の中から未掲載の山﨑作品があったので、おまけにこれを掲載しておく。

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山﨑猛《なかよし》(1988)。場所は、NTT東日本水戸支店(朱舜水像のあるところ)の左隣(2019.1.4撮影)。




つづく
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